作品一覧
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3.7近年激動する経済情勢下に、ビジネスマンのみならず、あらゆる階層の人たちは自らを磨き、学ぼうとする意欲とその必要性に迫られている。その中で、普通のハウツウ本では容易に身につかない知識の習得と発信できる知恵を、何とか得てみたいとの願望が根強いのが実状だ。 本書は、寺島実郎氏、小飼弾氏、小山龍介氏など知的生産のスペシャリストとして高名な20名の、書斎やオフィスを訪ね、「知の構想」現場を取材。彼らの「知」に対する熱い思い・視点は、向上心の高い読者の知的生産のための指針と大きなヒントとなるはずである。 ※本書は2009年12月に東洋経済新報社より刊行された『知の現場』を電子書籍化したものです。
ユーザーレビュー
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購入済み
型を選ぶための一冊です
電子書籍という事で、過去になった著名な実績の残せる仕事術を実証している20人の、仕事に対するこだらりや、時論自説※体験談等からですが、それらを知る事が可能で、電子書籍というのには、丁度良いと、思って、かつての出逢いや、御縁の御礼も兼ねて、購入して読んでいます。
迫力が違っていますが、知的生産最前線に立ち上がって、大きな志や、夢に向かいチャレンジしている方々の作品が、こうして、読めるようになり、感謝しています。
20人の仕事術が、あるので、自分を軸にして、高い成果と、新しい時代のトップリーダーの知的生産技術は、憧れで、とにかく読んで少しでもモノにしたいです。読み方により、その -
Posted by ブクログ
今、知的な本を多数出版されている方々が21人も語られるインタビュー集。
・自分はどうやって時間がない中、
工夫をして著述や仕事をこなしているのか、
・豊かな生き方とは何か、
など、私の知的好奇心を満たしてくれる内容が盛りだくさん。
生き方に関する名言も多く、
山田真哉さんの項目の老子の話を読んで感動し、
新井満さんの「自由訳老子」を購入して
道(Dao)の生き方を参考に人生を見直してしまったほど。
リスク管理やITを活用して生活を豊かに効率化する方法など、
現在の日本の知性の最先端を垣間見てわくわくした。
この本一冊だけではもったいないので、
登場する著者の本も同時に読んでみるとさ -
Posted by ブクログ
本書を編集したNPO法人知的生産の技術研究会は、文字通り、日本において“知的生産”というコンセプトを広く知らしめたベストセラー『知的生産の技術』(1969年)の著者である故・梅棹忠夫氏(1920~ 2010年)を特別顧問として1970年に発足し、 “知的生産”をテーマとする勉強会や本の出版を行ってきた団体で、本書はその創立40年を記念して企画・出版されたものである。
本書に登場する21人はいずれもビジネスの現場の第一線で活躍するプロたちで、私も、寺島実郎、奥野宣之、北康利、樋口裕一、小中陽太郎、小山龍介、山田真哉、原尻淳一、小飼弾の各氏らについては著書などを読んだことがあるが、これらの蒼々たる