夏川草介の作品一覧

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プロフィール

  • 作者名:夏川草介(ナツカワソウスケ)
  • 性別:男性
  • 生年月日:1978年
  • 出身地:日本 / 大阪府
  • 職業:作家

信州大学医学部卒。2009年『神様のカルテ』でデビュー。同作は第10回小学館文庫小説賞を受賞し、実写映画化もされている。医師であり小説家でもある。

作品一覧

2024/02/28更新

ユーザーレビュー

  • スピノザの診察室
    『奇跡も起きないし、教授たちの権力競走もない』という前書きが気になって読み始めた(笑)

    かつては大学病院に勤め将来を嘱望された凄腕医師の雄町哲郎。今は京都の町で地域に根ざした小さな病院で日々患者さんと向き合っている……「私はむしろもっと死について知りたいと思っているのかもしれません」という言葉が印...続きを読む
  • スピノザの診察室
    「スピノザ」はオランダの哲学者の名前だそう。聞いたことがなかった。
    物語は凄腕の消化器内科医が、大学でのキャリアを捨てて京都の小さな病院でこれまでとは違う医療のカタチを知っていく、というようなお話。
    大病院のように分業で難しい病気を技術でもって治していく医療もあれば、小さな病院や往診で顔を見て、話を...続きを読む
  • スピノザの診察室
    清らかで優しい文章

    希望がない宿命論で努力を肯定
    それが行動に表れてるようで、すごいなぁ

    悩みに押しつぶされそうな年頃だけど
    前向きに悩める気がした

    私は隣人に外套をかける、そんな信念を持って働けたことがないな…
  • スピノザの診察室
    かかったことのありそうな町のちょっと頼れる大きさの病院の話。
    舞台は祇園にも近い場所。終末期医療。訪問看護。甘いもん。家族の介護。個性的な登場人物。
    医師の教科書では学べない人の命との付き合い方が描かれる。

    患者と医療者の医療コミュニケーションについて物語から学べることがありました。
    医療は専門性...続きを読む
  • レッドゾーン
    信濃山病院でコロナ診療に携わる医師たちの話。

    横浜のクルーズ船からの感染から端を発し、著名人も亡くなっていく未知の病には心底怖かったことをよく覚えている。
    「パンデミック」という言葉がテレビで流れてきたことは、生きている間にないと思っていた。きっと忘れないだろう。

    大学病院を始め、近隣の病院がコ...続きを読む

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