岩崎純一の作品一覧
「岩崎純一」の「音に色が見える世界」「私には女性の排卵が見える」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「岩崎純一」の「音に色が見える世界」「私には女性の排卵が見える」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
幼少期から現在に至るまでに、女性の月経や排卵を感知する不思議な感覚を持っている著者。
彼が語る、経験した不思議な世界と、そこから女性の「つきのもの」にまつわることや共感覚を思索している。
内容は女性に関して、古代の男性に対して、さらには和歌に関してなど多岐にわたっているため、若干とりとめのない印象もあるが、「共感覚」について全般的に面白い記述である。
P37
この(彼のような)性的感覚を持つ男性のほとんどは、おそらくいわゆる知的・言語障害者や自閉症者や(略)アスペルガー症候群であり、いわゆる健常者として社会生活を送っている私のような男性は稀であるという気がする。
P56
私の(
Posted by ブクログ
ぎょっとするタイトルである。
女性の性周期が分かる“特殊”な感覚への好奇心と、最近本を読むとたまに出てくる「共感覚」への興味から購入した。
女性の排卵や生理を知覚できるという筆者の言葉に最初は抵抗を持つの
だが、読み進めるうちに、筆者の主張するように、それはもともとどんな男性にも備わっていた感覚だと考えるのが自然に思える。
高校生の頃、日本の古典の世界はエロいと思っていたが、本書での古典の解釈は腑に落ちる点がある。
性に関して多く言及する本だが、現代社会に生きる中で性にまとわりついた卑猥なイメージが解きほぐされる。
ものすごい良書とは思わないが、今までの常識は覆されるし、筆者の性に対する