作品一覧

  • なぜ世界はEVを選ぶのか 最強トヨタへの警鐘
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    これは正論の競争じゃない。雇用をめぐる国家間の戦いだ――。 世界中で進むエンジン車からEV(電気自動車)へのシフト。欧州はエンジン車の販売を実質的に禁止する方針を打ち出し、米国は“国産”のEVの優遇を始めた。自動車メーカーを巻き込んだEVシフトは、各国政府の陰謀か、それとも世界全体の未来か。 欧州を中心に駆け回って自動車メーカー幹部やEVユーザーを徹底取材した著者が分析する、EVシフトの本当の意味とは。そして、トヨタ自動車をはじめとする日本の自動車メーカーにどんな影響をもたらすのか。2050年の「カーボンニュートラル」実現に向けて大きく転換する巨大産業の行く末を占う。
  • 孫正義の焦燥
    4.3
    1巻1,650円 (税込)
    ソフトバンクの孫正義社長は現役最強の経営者だ。 しかし、このままでは歴史に名を残す経営者にはなれないのではないか。 本書では孫社長や関係者へのインタビューを基に、そんな問いを投げかける。 この3年ほどソフトバンクは、米国本格進出やアジア企業への投資、 ロボットやエネルギー事業への参入と業容が急拡大している。 孫社長は個別事業の説明はしてもメディアの個別取材を受ける機会が激減し、 経営の全体像が見えにくくなった。 その間に、ソフトバンクが大きな課題に直面している。 課題の1つは、2013年に買収した米携帯電話3位のスプリントの低迷だ。 市場からは「スプリントを売却するのではないか」との声が出始めている。 2つ目の課題は、急速に拡大した事業構造だ。ロボット事業やエネルギー事業、 海外ネット関連企業へ出資と拡大路線をひた走っている。 その半面で、国内事業が手薄になっている。 課題の3つ目は収益基盤である国内事業の成長鈍化だ。 世界ではM&A(買収・合併)など攻撃的な経営を貫いているものの、国内においては 現金を稼ぐための守りの姿勢が目立つ。挑戦者というイメージを持っていた顧客は、 変節と捉えかねない。保守的な戦略をとり続ければ消費者の味方ではなく、 既得権益者というイメージが付く。社員にも勝ち組としての意識が染み付き、 大企業病が蔓延し、中長期的にはソフトバンクの競争力を損ないかねない。 歴史に名を残す経営者になるために、これらの課題にどのように立ち向かっていくのか。 孫社長や関係者を徹底取材し、経営者「孫正義」の実像に迫った。
  • 孫正義の焦燥

    Posted by ブクログ

    スピード感のある孫正義の経営の展開の「足跡」を
    よく見つめて、どこに依拠しようとしているのかが、
    わかる作品となっていて、おもしろい。
    孫正義のスケールの大きさが、伝わる。
    そして、更に大きくなろうとするどん欲さをも描ききっている。
    「志高き挑戦者」として ジョブスをこえ、
    信長、龍馬、チンギスハーンを越えるために、何をするのか?
    なにが 孫正義なのか ということを孫正義が問うている。
    「目標が低すぎないか?平凡な人生に満足していないのか?」

    ソフトバンク社外取締役の柳井正は、
    「なんでも欲しがる」「膨張ではなく、成長を」
    「虚業ではなく、実業を」と言っている。
    またに、正鵠をえた 指摘であ

    0
    2017年11月16日
  • 孫正義の焦燥

    Posted by ブクログ

    孫史観 たいへんたのしい。
    信長、竜馬、利休、家康...
    チンギスハンって、知らないので、
    へえって思ったりもした。

    0
    2017年07月27日
  • 孫正義の焦燥

    Posted by ブクログ

    ソフトバンク、孫正義の今を書いている。だから今読まないといけない。
    もしくは、もう少しあとで答え合わせとして読むのも学びがあるかもしれない。

    0
    2016年02月12日
  • 孫正義の焦燥

    Posted by ブクログ

    孫史観の信長・利休のくだりが抜群に面白かった。
    孫史観について1冊作れると思う。孫史観についての歴史評論家ではなく、軍事評論家との対談なんかも面白いと思う。

    0
    2015年07月14日
  • 孫正義の焦燥

    Posted by ブクログ

    ソフトバンクの孫さんについての本。これまでにも孫さん関連の本は『志高く』、『幻想曲』、『孫正義の参謀』、『ソフトバンク「常識外」の成功法則』などを読んでいるので、ある程度辿った経緯は知っている。同じ業界にいるわけだし。
    一方著者は、「本書で書きたいことは二つある」という。その理念と経営手法だと。どちらも、近年特にスプリントの買収以降見えづらくなっているという。つまり単なる伝記ではないということだ。

    経営手法でいうと、通信から電力、ロボット、などにも手を広げる。また、アローラ氏を招聘したことからもわかる通り、全世界でのIT投資を活発化しようとしている。また、買収したスプリントの行く末も気になる

    0
    2015年08月03日

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