作品一覧

  • BONLIN ぼんとリンちゃん
    4.0
    1巻715円 (税込)
    ◎心にいつも“妄想”です。腐女子とオタクの“愛と正義”を、映像界・期待の俊英がみずみずしく描く青春物語!◎暴力をふるう彼氏から友人を救出するのだ!――アニメやゲームが大好きなオタクの幼なじみぼんとリンちゃんは、そう固く決意して一路東京へ向かう! だが、そこで待っていた“真実”とは……。◎『ももいろそらを』で、第24回東京国際映画祭をはじめ国内外の映画祭で高い評価を受け、鮮烈なデビューを飾った小林啓一、初の小説。描くのは、腐女子とオタクの“愛と正義と友情”ちょっと風変わりで、コミカル、けれど誰もが一度は経験する理想と現実の狭間で迷い悩める若者たちの青春物語! 映画では描かれない、救出劇の前日譚をたっぷり盛り込み、ぼんとリンちゃん、そして友人のみゆちゃんの3人の関係を、繊細に鮮烈に描いていく。◎カバーイラストは「おとめ妖怪ざくろ」や『輪るピングドラム』のキャラクター原案で知られる星野リリィ氏の書き下ろし。◎ボーイズラブの同人誌が大好きな女の子“ぼんちゃん”役には、女優、モデルとしてTV、CM、雑紙にと幅広く活躍する佐倉絵麻“ぼんちゃん”を「ねえさん」と慕うオタクの男の子“リンちゃん”役には、『仮面ライダー鎧武』で人気を博し、中島哲也監督最新作『渇き。』にも出演している高杉真宙。◎〈あらすじ〉ここではないどこかの地方都市に住んでいる四谷夏子(通称ぼん)は、16歳と62ヶ月を自称する女子大学生。彼女と友田麟太郎(通称リン)は、ボーイズラブ(BL)やアニメ、ゲームが大好きなオタクのカップルである。二人には斉藤みゆという友人がいる。ある日、みゆちゃんはネットで知り合った彼氏のいる東京へと旅立つ。三者三様、微妙な距離感をたもっていた3人の関係が、みゆちゃんの東京行きから、微妙に変化をしていく。そして、みゆちゃんとの連絡が途絶えた……。“妄想”の世界から飛び出し、“現実”の世界に直面する、彼らの青春の行方はいかに!?◎映画『ぼんとリンちゃん』2014年9月20日より、シネマカリテ新宿、シネ・リーブル梅田ほかにて全国順次公開決定!http://bonlin.jp/
  • BONLIN ぼんとリンちゃん

    Posted by ブクログ

    まずは、映画を3回観て、オーディオコメンタリーを観て、小説を読んで、映画を観直すべき。
    ネタバレはしたくないので細かくは書かないが、映画のノベライズ本ではなく一冊の小説としてとても深い。
    3人の視点で書かれていることで全てが繋がり、映画「ぼんとリンちゃん」のファンの疑問やモヤモヤを全て教えてくれている。
    本当に読んでよかった。今まで出会わなかったことが悔しくてたまらない。
    そしてこれから何度も映画を観直そう。

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    2020年05月15日
  • BONLIN ぼんとリンちゃん

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本屋で見かけて興味をもったので購入。表紙は星野リリィ。腐女子とビッチと幼なじみの男の子の話。腐女子トーク(というか一方的な語り)の用語がとても分かるので、あるあるネタとして楽しんでいた。みゆちゃんの家庭問題を解決しようと悶々するところも悪くなかったし、連絡がとれなくなったみゆちゃんを探しに行くのも良かった。だがねぇ、そのあとがねぇ。ラブホの一室で喧嘩したあと、それぞれ悟ったような感じでぼんちゃんは苦手なことを頑張り、みゆちゃんは好きなことを見つけようとする。ここら辺が納得いかない。みゆちゃんからすればぼんちゃんはとても恵まれているし、みゆちゃんが風俗に走ったのもある意味仕方がないと思える。それ

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    2014年10月11日

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