各テーマが数ページで簡潔にまとめられていて、病気、ケガ、薬について何に気をつけたらいいのかを分かりやすく伝えてくれる良書だと感じました。
日々遭遇するワンシーンで気をつけなければいけないこと、やっていいこといけないことなどがテンポよく述べられているので、負担なく読み進められます。
ただし、タイト
...続きを読むルは少々ズレの印象を抱きました。個人的には「なるほど!病気、ケガ、薬の新常識」といった感じでしょうか、かなり患者側、非医療者側にスポットした内容だったと思います。医師が普段感じる診断の難しさなどにも触れられますし、そういう点では患者としての「視野が広がる」一冊だったと思います。
また、読んだまさにその日から気をつけられるポイントも多くあり、患者としてもっと積極的に医療に関わりたい方、将来の医療従事者として医療を学びたい方などにもピッタリの内容だと思います。