作品一覧 2023/11/24更新 陰謀論が破壊する日常 試し読み フォロー 記者会見ゲリラ戦記 試し読み フォロー コロナ時代の選挙漫遊記 試し読み フォロー 黙殺 報じられない“無頼系独立候補"たちの戦い 試し読み フォロー 黙殺 報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い 試し読み フォロー 領土問題、私はこう考える! 試し読み フォロー 1~6件目 / 6件<<<1・・・・・・・・・>>> 畠山理仁の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 黙殺 報じられない“無頼系独立候補"たちの戦い 畠山理仁 選挙に出る人、すごいですね。 そしてそれを取材し続ける畠山理仁さん、すばらしいですね。 畠山さんの取材活動、ずっと追いかけていきたいと思います。 ただね、本書とは関係ありませんが選挙に出る人を茶化して高みの見物のつもりでバカにするヒルカラナンデス、特にダースレイダーこと和田礼と親しくするのはどうかと...続きを読む思います。 Posted by ブクログ コロナ時代の選挙漫遊記 畠山理仁 読み終わった直後の感想は「次の選挙には 必ず投票しよう」「全ての候補者の肉声を 直接聞いてみよう」と決意を新たにしまし た。 「コロナ時代の」とはあるものの、いつで も選挙には数々のドラマがあるのです。 そのドラマが語られている本書は、非常に 意義深い本です。 選挙は終わってしまうと人は「そう...続きを読むいえば あったなあ」とか、それ以上にそもそも選 挙があったことさえも知らない人がいるの です。 テレビや新聞では決して報じられないドラ マはとても面白いです。 「投票したくても、そう思える人がいない」 「どうせ自分の一票では、何も変わらない」 と思っている人こそ、本書を読んで欲しい です。 あの埼玉県戸田市議選で当選したスーパー クレイジー君にはどんなドラマがあったの か。 その自治体とは全く関係ない人でも、そこ で繰り広げられたドラマを知れば、次の選 挙が気になり始めるはずです。 選挙も楽しみましょう。楽しんだ人の勝ち。 次の選挙が待ち遠しくなる一冊です。 Posted by ブクログ 黙殺 報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い 畠山理仁 マスメディアが選挙報道で看過する有力でない立候補者の心情へと刺さりこむ筆者畠山理仁の取材は、愛情と暴力の狭間に仄かな悪戯を介在させる。これこそがドキュメンタリーの本領であり、既存メディアによる真実や中立性を謳う仰々しさが胡乱な代物へと変質する。人は千差万別、それぞれが認め合う多様性に偏見は無用、畠山...続きを読むが放つ渾身のメッセージは心地良さだけを求めるのではなく、奥深さへと足を踏み入れる読者の覚悟へと誘う。非ファスト・不合理の素晴らしき世界に触れて喜びを分かち合おう。 Posted by ブクログ 黙殺 報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い 畠山理仁 第15回開高健ノンフィクション賞を受賞した、選挙をテーマにしたノンフィクション。「選挙」と聞くと堅いイメージを抱く人も少なくないと思うが、本作はヘタな小説よりもよほどエンターテインメント性に溢れていて、読んでいてとても面白かった。それはもちろん、著者の筆力が成せる業でもあるが、何よりもまず、題材の妙...続きを読むに尽きるだろう。本作で著者がおもに取り上げる「無頼系独立候補」は、一般的には「泡沫候補」と呼ばれているが、本作の「第一章」で詳しく述べられている「マック赤坂」や、昨年戸田市議選に当選したあとに結局当選無効となった「スーパークレイジー君」などのように、いわゆる「政治家」らしくない、個性的なキャラクターを持つ人間も多い。実際に票を投じるかは別にして、各候補者に対して読んでいてとても親しみを感じた。また、このような「無頼系独立候補」たちは、通常選挙報道においてはほとんど無視されてしまっている。メディア側の主張も理解できないわけではないが、やはり選挙においてはもうすこし公平な報道が行われることを期待したい。とくに「第三章」で詳しく取り上げられている2016年の都知事選では、「主要3候補」に報道が大きく偏っていたと書かれていたが、わたし自身も元大臣である「山口敏夫」や元市長である「中川暢三」すらもあまりにもメディアから無視されていて違和感を覚えた記憶がある。ただ報道の問題点の指摘には同意するが、著者が候補者に肩入れしすぎている感も否めない。マック赤坂が選挙カーの上で陰部を露出したという「奇行」が登場するが、これは普通に犯罪であろうし、「眉間にシワで東京都の街角を歩いたら3万円の罰金」という、どう考えても「トンデモ」でしかない政策すら好意的に描かれている。結局のところ著者もまた公平・中立ではないのである。そういう点に関して自省的な部分が見られないことは残念であった。 Posted by ブクログ コロナ時代の選挙漫遊記 畠山理仁 長年、選挙現場の取材に取り組んできたジャーナリストである著者が、東京都知事選などコロナ禍で行われた15の選挙について、独自の視角でレポート。どの選挙についても、いわゆる「主要候補」以外の候補にも丁寧に取材を行っており、そういう候補が立候補する意義について触れている。 もともと選挙は好きなほうだが、本...続きを読む書を読んで、選挙の意義と面白さを再認識した。特に、選挙を通じて政治家を育てるという視点や、選挙は政策アイデアの宝庫という指摘が印象的だった。 Posted by ブクログ 畠山理仁のレビューをもっと見る