作品一覧

  • なぜ、はたらくのか 94歳・女性理容師の遺言
    4.3
    1巻1,320円 (税込)
    東京・新橋駅のガード下、わずか6坪の理髪店がある。「バーバーホマレ」。1953年の開店以来、ずっとハサミを握り続けた一人の女性・理容師がいた。加藤寿賀、享年94歳。15歳で理容師修行を始めてから94歳で亡くなるまでハサミを置くことはなく、関東大震災、第2次世界大戦を生き抜き、はたらき続けた彼女の残した、魂の言葉。「自分のために働くとか、夢のために働くなんて、とんでもない。人さまのために働くのです。端を楽させるために働くから、『はたらく』なのです」。

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  • なぜ、はたらくのか 94歳・女性理容師の遺言

    Posted by ブクログ

    世界で再び大きな戦争の続く昨今で、久しぶりに強く読みたくなりました。本書のメッセージは平和の大切さだと以前に読ませて頂いて感じたからでした。改めて読むとその大切な平和のために如何に働き者でいらっしゃったかということに溢れていると確認させていただきました。苦しい時代を生き抜いた方の多大な努力のメッセージに感謝します。

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    2023年12月02日
  • なぜ、はたらくのか 94歳・女性理容師の遺言

    Posted by ブクログ

    94歳まで働いた理容師の加藤さんの、なんで働くのかという問いや、普段の生き方までさまざまなためになる言葉が書かれていた。戦争や関東大震災の話も載っていて、とても苦しい時代を乗り越えたことがわかり、苦労を乗り越えた加藤さんだからこそのことばだと感じた。特に大事だと思った言葉は覚えて、心がけていきたい。

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    2022年01月10日
  • なぜ、はたらくのか 94歳・女性理容師の遺言

    Posted by ブクログ

    関東大震災、第二次世界大戦を乗り越えて15歳から94歳まで理容師として働き続けた一人の女性。
    ・なぜ人ははたらくのか?それは「端を楽させる」ため。
    ・仕事は選ぶもんじゃない。与えられた仕事こそ天職。
    ・コツコツが結局一番強い。
    ・苦しいことから逃げて楽な道を選んでも、
     結局はもっと苦しいことに合う。
    ・瞬間瞬間を真剣勝負で生きなさい。
    ・集中することが時間を生かす。
     寝るときは寝ることに、仕事するときは仕事に集中しなさい。
    ・できなくたっていい。「やらせていただく心が」が大事。
    ・人の心がわからないときは、自分の心が受け入れられるほどにきれいになっていないから。
    彼女の言葉は、とてもま

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    2014年08月25日
  • なぜ、はたらくのか 94歳・女性理容師の遺言

    Posted by ブクログ

    94歳まで働き続けた新橋の美容師、加藤寿賀さん。

    人さまの役に立ちたい、喜ばせたいと働き続けた79年間という途方もない時間。

    とても読みやすく、心に響く本です。

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    2013年11月07日
  • なぜ、はたらくのか 94歳・女性理容師の遺言

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ー 人間はなぜ、はたらかなくてはいけないか?それは「端を楽させる」ためなんです。ー

    新橋のガード下にある、六坪ほどの小さな理髪店「バーバーホマレ」。そこで94歳までハサミを持ち続けて働いた、理容師:加藤寿賀さんの言葉。

    ちょっと仕事がしんどいな、何だか朝起きるのがつらい…そう思っていたとき、本屋さんで平積みされていたこの本のタイトルが目に入ってきました。答えが知りたい。と思い、パラパラと頁をめくってみると、冒頭の言葉にハッとさせられました。

    端を楽させるから「はたらく」
    そんなふうに考えたことなかったな、と。

    関東大震災、第二次世界大戦、東京大空襲を命からがら生きぬき、母親、夫、次女を

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    2013年09月14日

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