有本真紀の作品一覧

「有本真紀」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • 卒業式の歴史学
    なぜ卒業式をやるのか。礼のタイミングを合わせる意味なんてあるのか。歴史学はなんの役に立つのか。疑問に思う方は必読。
  • 卒業式の歴史学
    近代日本の学校制度が形を成し社会に浸透していく中で、卒業式のあり方がどのように作り上げられ変わっていったかを、「感情」をキーワードに整理している。筆者の冷静な分析姿勢に惹かれる。近年の卒業式をめぐる騒動と今後もそれがさらにエスカレートしかねない世相の中、本書は卒業式・学校教育について考える重要な視点...続きを読む
  • 卒業式の歴史学
    日本の卒業式=日本特有の感情文化。いわば「感情の慣行」と「感情の共同体」の形成。なるほど。そういうまとめ方があったか。もともと近代国家の威信顕示のために軍隊の身分昇格の儀礼として始まった卒業式。そこから大学→下等学校への普及していった。当初は卒業証書授与のための儀式でしかすぎなかったが、そこはさすが...続きを読む
  • 卒業式の歴史学
    立教大学文学部教授(歴史社会学、音楽科教育)の有本真紀(1958-)による、卒業式の成立・変容をめぐる近代史。

    【構成】
     第1章 卒業式のはじまり
     第2章 試験と証書授与-儀式につながる回路
     第3章 小学校卒業式の誕生
     第4章 標準化される式典-式次第の確立
     第5章 涙との結合
     第6...続きを読む
  • 卒業式の歴史学
    「卒業式で泣けないのはいけないことか?」と悩む中学生がいて、一方では「卒業式で泣いたことなんかないし」と豪語する者もいる。いずれにしても、卒業式では泣くものだという規範が前提になっていて、それは日本社会に特有のもの。」

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!