作品一覧

  • 増補 iPS細胞 世紀の発見が医療を変える
    4.0
    1巻814円 (税込)
    臨床応用に向けて、研究はどこまで進んだのか?"オールジャパン"の体制は十全か?iPS細胞の今がわかる。
  • 世界を変えるiPS産業
    -
    1巻220円 (税込)
    京都大学の山中伸弥教授が作成に成功したiPS細胞が再生医療や創薬の分野に大きな変化をもたらしています。理化学研究所ではすでにiPS細胞を使った目の難病の手術が世界で初めて行われました。多くの大学で他の臓器や病気の治療の研究が行われ、武田薬品、富士フイルムなど企業も次々とこの分野に参入して産業としての広がりが見えてきました。国も法律を整備して積極的に後押ししています。その最前線を追いました。  本書は週刊エコノミスト2015年6月16日号で掲載された特集「世界を変えるiPS産業」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・iPS細胞に続々集まる投資 企業も国も新治療に熱い視線   iPS細胞で新しい治療を作る 応用に入り、企業との連携が必要 ・再生医療を進める2つの法整備 ・インタビュー 高橋政代「世界初のiPS細胞手術」   どんな手術? ・Q&Aでやさしく分かるiPS細胞でできること ・研究最前線 iPS細胞の再生医療は急進展 目の次はパーキンソン病   移植後の腫瘍化どう防ぐ ・iPS細胞、再生医療、創薬 注目企業の最前線リポート   インタビュー 戸田雄三「役者はそろった 薬作りに革命が起きる」   事業化の課題 保険適用も再生医療に対応を ・iPS細胞&再生医療 注目37銘柄はこれだ ・バイオ・再生医療相場は 「現実買い」に移行する ・再生医療はiPSだけではない 「塗って細胞再生」するゼラチンゲル ・米国のiPS細胞事情 再生医療製品の世界シェアは7割
  • 死にたくないんですけど iPS細胞は死を克服できるのか
    3.7
    1巻770円 (税込)
    iPS細胞や死生観をめぐる対談集。 再生医療やバイオテクノロジーが話題に事欠かない昨今、人気作家と再生医療の研究者が、先端技術から死生観までを縦横無尽に語り合う! 死にたくない――という人の切実な願いに現在の科学はどう応じるのか? 再生医療の研究者と人気作家の率直な対話は、生物学、SF、話題のiPS細胞、そして死生観へと広がっていく。生命のかたちを楽しく考えるヒントが詰まった、画期的な対談集。 ■著者紹介 八代嘉美(やしろ・よしみ) 1976年生まれ。京都大学iPS細胞研究所上廣倫理研究部門特定准教授。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了、博士(医学)。東京女子医科大学特任講師、慶應義塾大学特任准教授などを経て現職。 専門は幹細胞生物学。再生医療研究とSF小説などを中心とするポピュラーカルチャーを題材に、「文化としての生命科学」の確立を試みている。著書に『iPS細胞 世紀の発見が医療を変える』(平凡社新書)、共著に『再生医療のしくみ』(日本実業出版社)などがある。 海猫沢めろん(うみねこざわ・めろん) 1975年生まれ。文筆家。さまざまな職業を体験した蓄積を生かし、小説やエッセイなどの分野で活躍中。著書に 『左巻キ式ラストリゾート』(イーグルパブリシング)、『全滅脳フューチャー!!!』(幻冬舎文庫)、『愛についての感じ』(講談社)、『ニコニコ時給800円』(集英社)などがある。
  • 死にたくないんですけど iPS細胞は死を克服できるのか

    Posted by ブクログ

    はからずも、すっごく面白かった!!
    字がデカいし、対談だから、軽~く読み流そうと思って借りたんだけど、対談とは思えない位良く解る。
    今なら私、ES細胞とiPS細胞の違い説明出来ちゃうもん。(3週間くらい限定だと思うけど)
    そして、興味を持てば、生物学の世界って面白いんじゃん!!っていう発見!

    0
    2015年04月03日
  • 増補 iPS細胞 世紀の発見が医療を変える

    Posted by ブクログ

    推薦理由:
    iPS細胞とは何かという解説と、その将来性や課題などを研究者の立場から、分り易く説明している。最先端医療技術についての理解を深めることができる。

    内容の紹介、感想など:
    iPS細胞についての基本的なことが理解できるように書かれている。iPS細胞とはなにか、再生医療ではどんな研究が行われているのかなどが、一般の人によくわかるように説明されており、生命科学の面白さを知ってもらいたいという著者の思いが伝わってくる。各章のはじめに、この章では何を解説するのかが書かれ、終わりにはまとめがあるので、内容を整理して理解する手助けになる。
    増補版である本書は2008年に出版された初版の内容に、そ

    0
    2013年04月23日
  • 増補 iPS細胞 世紀の発見が医療を変える

    Posted by ブクログ

    数あるiPS細胞の解説本の中でも秀逸の作です。
    著者の八代さんが現役の幹細胞研究者で,現職は慶応義塾大学の特任助教ということもありますが,「文化としての生命科学」の確立を試みている方だからこその,視野の広さと研究の本質への迫り方には,説得力があります。
    特に,4年前の初版で「核」と人類との関わりについても,幹細胞研究に潜む本質的な問題との関連で触れていたことが,東日本大震災においてまさに不幸な邂逅を遂げてしまっていますが,この部分が増補版で追加されたのではなく,初版で既に論じられていたことに驚きと感心とが入り交じりました。
    ノーベル賞受賞に湧くほぼ1年前に書かれた本だからこその落ち着きと,科学

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    2012年11月25日
  • 増補 iPS細胞 世紀の発見が医療を変える

    Posted by ブクログ

    新書にしてこのクオリティは素晴らしいです。これを書くのって相当大変だったかと思います。短時間で知識を整理できました。ありがとうございました。

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    2012年06月28日
  • 死にたくないんですけど iPS細胞は死を克服できるのか

    Posted by ブクログ

     どらえもんは生物?→生物ではない。代謝と自己複製ができないから。

     ES細胞・ips細胞はいろんな細胞になることができる。(分化能が残ったまま分裂する)

     ES細胞は胚盤胞の内部細胞塊を培養したものである。しかし、受精卵を破壊するので倫理的に批判を浴びている(バチカンなど)。
     分化しきった細胞の時計の針を巻き戻したものが、「クローン細胞」

     ips細胞は、ES細胞に特有の4種類の遺伝子を組み込むことで、細胞の初期化につくられた。細胞も壊さないので倫理的問題もクリアしたとされる。が、4種類のうち1種が癌化にかかわる遺伝子だったため問題視されることもあったが、現在ではこれはクリアされてい

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    2018年12月22日

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