作品一覧
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4.0「玉目! おまえ怪談は金輪際やらねえっ!って云ってたけど、出汁きいてんじゃねえかよッ!」 ――平山夢明 「人間って内臓が穴からこぼれちゃうんだね。製麺機からにゅるにゅる出てきた生麺みたいに…」 収録話「事故物件じゃないの?」より 目を凝らせばそこここに浮かび上がるのは、夥しい怪異と救われない恐怖――冨士玉目の目にはなにが見えているのか。 ・廊下に充満した悪臭の原因…母子による絶望のメッセージの行方「会議で言いたかったこと」 ・夜中に突然、娘の口から発せられるしわがれた男の声「縁もゆかりもない」 ・山が啼くという奇妙な言葉の驚愕の真実「アがなく」 ・叔父が描いた絵に隠された忌むべき秘密「女神の絵」 ・いつも旨いお茶を入れる事務所の子の様子がおかしい、やがて知る不可解な出来事「茶の味」など。 人気シリーズ「怪談四十九夜」の掲載作の再録とともに書下ろしを加えた48話を収録。
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
今回から手帳に面白かったはなし気になったはなしのタイトルを書くことにした。
いつもはカレンダーの裏紙をメモにして書いてた。呪物になりそうな気がしてやめた笑
『アがない』『ざらつく空気』『赤電話』『猫の文句』『家に来た人』『一連の出来事』『視える人と視えない人』『めのこ』『金色の時』『ループ』『彼らのその後』『茶の味』が気になったはなしたち。
『ループ』で異界に入り込んでしまったはなしと『茶の味』の実は3週間前に死んでいたひとが会社に出勤してきて死んだ人の淹れたお茶が泥水みたいに不味かったはなしはふわーっ!!ってなった。『めのこ』の目の石が割れて失明も怖い。石ってほんま呪物として世の中にめちゃく