ユーザーレビュー レディ・ムラサキのティーパーティ らせん訳「源氏物語」 毬矢まりえ / 森山恵 螺旋訳、考えたな! 昔、源氏物語の英訳を読もうとして諦めたな…。 螺旋訳、読んでみます。 それと。 末摘花が外国人の血が流れているかもという説好きです。 Posted by ブクログ レディ・ムラサキのティーパーティ らせん訳「源氏物語」 毬矢まりえ / 森山恵 約百年前に源氏物語を初めて英訳した英国人A・ウェイリー。日本になじみのない読者のため工夫をこらした「ヴィクトリアン源氏」を、俳人と詩人の姉妹が日本語に再翻訳。そこに立ち現れるのは典雅で豊饒な世界文学だった。 「シャイニング・プリンス」ゲンジがシターンを爪弾き、ブルー・ウェイブス(青海波)を舞う、エキ...続きを読むゾチックで不思議な世界。アラビアン・ナイトや中世ヨーロッパの雰囲気もあり、かと思えば聖書やシェイクスピアを匂わせる訳文も。気になりすぎてつい翻訳本にも手を出してしまった。それにしても訳者の姉妹の生い立ち自体が何やら浮世離れしていて興味深い。 Posted by ブクログ レディ・ムラサキのティーパーティ らせん訳「源氏物語」 毬矢まりえ / 森山恵 源氏物語のアーサー・ウェイリー訳を日本語に翻訳しなおした(『らせん訳』と本人達は呼んでいる)姉妹の書。 年初依頼、光る君へにはまって色々と評伝や解説やら読み漁ったけど、今のところこれが一番面白かった。平安時代から飛躍して、第一次世界大戦期の欧州へ、さらにシェイクスピアやギリシャ神話、聖書へ。世界文学...続きを読むとしての源氏物語。 色々な意味で教養をつけたい、と改めて思わせる1冊。 Posted by ブクログ 毬矢まりえのレビューをもっと見る