ユーザーレビュー 八ヶ岳南麓から 上野千鶴子 / 山口はるみ 善き。 生活を楽しんでいるお姿が目に浮かぶ。 おひとりさま、という言葉もコロナ禍で移住者が増えたことも、それ以前からの2拠点生活をされていた社会学者の上野さんの思うままに書かれたエッセイ。ご自分の生活のことを文章にすることは少ないそうで、引っかかりながらも「週末は山梨にいます」がどうも引っかかり、長...続きを読む野にいますだと知的に感じる、という笑 土地を探すところから、家の基盤、住み始めての虫や鹿などの自然動物、ゴミ問題に果ては、おひとりさまの最期のことまで、短い文だかとても深く面白く、読み返したい。 山の生活にさらに憧れる! 標高1000mの山の家は冷房いらず。 冬も住むなら1000mを越さず、家庭菜園をしたいなら700mよりも低いほうがいい。八ヶ岳南麓は大泉小泉、伏流水の豊かな土地だが湿地は家に悪い。 湿地かどうかは植生でわかる。くるみの木が多いところは湿気が多いから避ける! 長野県は別荘地地分場規制が厳しく300坪以下の分譲を禁止、山梨は50坪でも可、建ぺい率も高さ規制もなし。 軽井沢は霧の街、八ヶ岳南麓は陽光あふれ、湿気がない 谷筋や川の側は避けたほうがよい。冬は冷気が流れるだけでなく、湿気が多い。 傾斜の緩やかな水捌けの良い土地を選ぶ。 基礎工事はしっかり。2階建だが、実質3階建ての高さ。、地面に密着して建てると畳が青かびだらけに。 猫の手クラブ、定住者の1人、八ヶ岳離婚の後にも住む女性が旅行の旅に飼い犬の世話をしてくれる人を探す。名の由来は、猫の手も借りたい、から来るが含意は、何の役にも立たない。ニャン券1枚、¥500 クルマが好きで2台所有していたことも。 1台はスポーツカー、BMWで峠を攻めていたらしい笑、もう一台はスタッドレス付きの四駆。 色々とかっこいい。おひとりさまを満喫している。 これで猫がいたら最高だ! Posted by ブクログ 八ヶ岳南麓から 上野千鶴子 / 山口はるみ 東京と山梨の二拠点生活。社会学者のおひとりさまの20年の暮らし。山の四季から維持管理など日常生活の手間とそれを上回る地元の移住者コミュニティの魅力。 老後の生活に対する問題提起と実践。社会学者ならではの視点も楽しい。 Posted by ブクログ 八ヶ岳南麓から 上野千鶴子 / 山口はるみ 柔らかくて、しなやかに年を取る。つよいひとだなあ。私事の豊かさよ。余りにも大きい山。八ヶ岳、だなあ。 Posted by ブクログ 八ヶ岳南麓から 上野千鶴子 / 山口はるみ フェミニズムの第一人者、上野先生は、東京の高層マンションと八ヶ岳南麓(北杜市)で20年以上二重生活しておられる。 車2台を所有して、カーブの多い中央道をかっ飛ばし、冬は朝一番、誰もいないゲレンデをスキーでシュプールを描き、山の生活を楽しむ様は、なかなかかっこいい。 軽井沢ではなく、北杜市を選ん...続きを読むだところが、良いなあと思った。 Posted by ブクログ 八ヶ岳南麓から 上野千鶴子 / 山口はるみ 東京都の二拠点生活から始まった八ヶ岳でのおひとりさま生活。 おひとりさまだからこそ見える問題や、山の家での過ごし方など楽しく読んだ。 八ヶ岳南麓とは、山梨県の北杜市のことのようだ。 長野県だと思っていたので、山梨県とは意外だった。 けれど、北杜市も環境の良さそうな地である。 著者自身、長野県じゃない...続きを読むことを嘆いている箇所があるのだが、それがなんとも可笑しかった。 確かに、長野の方がスマートなイメージではあるけれど。 Posted by ブクログ 山口はるみのレビューをもっと見る