ユーザーレビュー 地図と星座の少女 キラン・ミルウッド・ハーグレイブ / 佐藤志敦 ハリーポッターみたいな怖さとリアルさがあるファンタジー。正しいと思うことへ向かう強さ。親から受け継いだものを大切にしているところ。熱い友情。スピーディーに進むストーリー。魅力の多い作品だ。 悲しいこともたくさんあるけれど、読み終わるまでに気持ちが落ち着くようにできている。安心して読めるお話だ。 全て...続きを読むを語らず、余韻を残しているところも素晴らしい。 Posted by ブクログ 地図と星座の少女 キラン・ミルウッド・ハーグレイブ / 佐藤志敦 読み終えるのに時間がかかった。細やかな表現が美しすぎて、ストーリーが頭に入らなかったのだ。 地図職人の父を持つイサベラは、友人であり島の総督の娘のループを探しに森へ入る。 父さんが話してくれた炎の魔物ヨーテの物語が次々さと実際におき、島は漂流することになる。 小さな島を舞台にスケールの大きなファン...続きを読むタジー。 あとがきにもある通り、緯度経度が記載してあり、次回読むことががあれば地図を片手に読み直したいと思う。 #中高生 Posted by ブクログ 地図と星座の少女 キラン・ミルウッド・ハーグレイブ / 佐藤志敦 ジョヤ島で暮らすイサベラは地図職人の父が語るアリンタの伝説を信じていた。 ある日友が殺され、その犯人を追ってループも姿を消す。娘を探す提督、イサベラも母の形見の地図を持って捜索隊に加わる。ループと出会うまでの冒険と出会ってからの迷路での脱出劇。アリンタの伝説は正しかった。最後ループの犠牲によってイサ...続きを読むベラは助かり囚われていた人々を解放する。父母への信頼、ループへの友情と勇気、面白かった。 ジャヤ島はどこか、ポルトガルの西あたりを探してみた。 Posted by ブクログ 地図と星座の少女 キラン・ミルウッド・ハーグレイブ / 佐藤志敦 骨太なファンタジー。主人公イサは「冒険と地図と、悲しい結末の“伝説”が好きな13歳の少女。「伝説は、おおむかしに本当にあったのに、みんなが現実じゃなかったっておもおうとしていることだよ」というイサのセリフに頷くばかり。イサは、大国から見たらいわゆる流刑地と呼ばれる地に住むふつうの女の子。女の子だから...続きを読むって冒険しちゃいけないの?と思う気持ちに大共感でもこの作品でとりわけ惹かれたのは、イサの友だちループで、〈ジョヤ島〉の総督の娘だ。彼女の父娘関係にぐいぐい引きこまれた。薄々感じていたけれど、謝辞にあった「むかしながらの祖父母像からいちばんかけ離れた、だからこそ最高のイボンヌとジョンに」という作者の言葉から、やっぱりそうだと思った。この物語は書かれてないことを想像する楽しみがある。 Posted by ブクログ 地図と星座の少女 キラン・ミルウッド・ハーグレイブ / 佐藤志敦 ハリーポッターや、ディズニーの映画を見た後のような感覚になった。 信じられないことが次々起こって、ハラハラさせられる作品。 最後に全部答え合わせするわけではなく、わからないままの謎もあってまだまだ読みたいなーと思いながら読み終えました。 Posted by ブクログ 佐藤志敦のレビューをもっと見る