飯尾潤の作品一覧

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2021/12/24更新

ユーザーレビュー

  • 日本の統治構造 官僚内閣制から議院内閣制へ
    日本政治の仕組みについて、議院内閣制を中心に据え構造的な力学・問題点を解説した一冊。

    大きく3部構成をなしており、第1・2章では官僚、第3・4章では与党を切り口に日本型の議院内閣制を解説する。そして第5・6・7章では比較による日本政治の分析や提言が加えられる。
    各章内では読んでいて飽きることもまま...続きを読む
  • 日本の統治構造 官僚内閣制から議院内閣制へ
    その名のとおり、「日本の統治構造」について把握・確認・整理したいときに読んでおくべき基本の一冊ですね。日本における議院内閣制の特徴や、政治家と官僚の関係、二院制の構造などについて、本当に丁寧に解説されています。
  • 日本の統治構造 官僚内閣制から議院内閣制へ
    この本は日本の統治構造の歴史や、国際比較から、現状と課題を提示してくれる本。

    日本の統治構造の現状
    まず、日本は議院内閣制の国であるのだが、戦後の日本の政府構造を観察してみると、議院内閣制のカタチが本来の議院内閣制のモデルから独自に発展してきた経緯がわかる。

    議院内閣制とは、一元代表制、つまり、...続きを読む
  • 日本の統治構造 官僚内閣制から議院内閣制へ
    2007年に初版が出た本であるが、現在の統治構造に当てはまる部分も多々あると感じた。

    議会を背景とする議院内閣制に対する、官僚からなる省庁の代理人が集まる「官僚内閣制」、というワーディングが印象的だった。
    自分も一時期霞ヶ関で働いていたが、官僚の積み上げ式の意思決定、場当たり的な政策、振り付け通り...続きを読む
  • 日本の統治構造 官僚内閣制から議院内閣制へ
    現在は政府・与党二元体制が解消され、著者が主張する普遍的な議院内閣制へ移行しているように思われるが、現実では内閣への権力の凝集による悪影響が散見される。制度はあくまでも理念的であるため、現実においては、既存体制を微修正しながら理念に近づいていくほかないのかと感じた。

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