キャスリン・ペイジ・ハーデンの作品一覧

「キャスリン・ペイジ・ハーデン」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • 遺伝と平等―人生の成り行きは変えられる―
    遺伝に関する言説について、特に優生学に繋がっていくような言質が蔓延っている中、決定論的に全てを形作るものではないが、人生の成り行きを形成する重要なファクターであるということを認識した上で、どう平等を実現するか、という思考への過程が記されていて、目が覚める思いでした。

    遺伝による差は確かに存在するが...続きを読む
  • 遺伝と平等―人生の成り行きは変えられる―
    ヒトゲノムが解読された時に「全ての人間は99.99%同一だ」と言ったクリントン大統領の発言は間違っているし、間違いの上に社会基盤を構築しようとするのも間違っている。遺伝による違いは歴然と存在しており、学業の達成度や社会的な成功に関係している。ただし、それは優劣という比較の対象になるようなものではなく...続きを読む
  • 遺伝と平等―人生の成り行きは変えられる―
    遺伝と「平等」と言うと、優生学とか過去の色んな犯罪学とか絡んできて若干引くところがある。

    筆者も、それは否定しないし、実際過去にはそれが利用されて来たのも事実。

    だが、社会的成功や人生に、「遺伝」が絡んでいることは、否めない事実であり、それに目を瞑ることもまた、誤りにつながると論ずる。

    前半は...続きを読む
  • 遺伝と平等―人生の成り行きは変えられる―
    優生学や人種主義と結びついた遺伝学の悪歴史が「人は皆同じ」に固執させ、最新テクノロジーとなった遺伝学の活用を妨げている。同じ遺伝子でも社会や成育環境が異なれば成り行きが変わるとはいえ、適切に使えば効率的な介入や政策が可能になる。

    社会のタブーになってたり、一部の人たちだけのメリットになってたりじゃ...続きを読む
  • 遺伝と平等―人生の成り行きは変えられる―
    遺伝の影響は軽視もできず、かといってタブーもしてはいけない。咀嚼が難しい本。ただ、我々はたまたまうまくいっている、という点を心には留めておきたい

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