ユーザーレビュー 抵抗への参加──フェミニストのケアの倫理── キャロル・ギリガン / 小西真理子 / 田中壮泰 / 小田切建太郎 「もう一つの声」でケアの倫理を提唱したギリガンがいわゆるフェミニストたちからへの反論?と史て書かれた書か。ギリガンの定義するフェミニズムは、人間の歴史における偉大な解放運動の一つであり、民主主義を家父長制から解放するための運動である。それは女性だけでなく男性も家父長制から解放するものであり、ジェンダ...続きを読むー階層やジェンダー二元論からなる家父長制の解体を訴えるものである。ケアの倫理は人間の倫理であるということである。ギリガンは、それを証明するために丁寧に声を拾い上げることによって行う方法は流石に心理的な手法であると思った。 Posted by ブクログ 田中壮泰のレビューをもっと見る