ジェームズ・サーバーの作品一覧

「ジェームズ・サーバー」の「世界で最後の花」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

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  • 世界で最後の花 絵のついた寓話
    4.3
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 第十二次世界大戦が起きた世界。文明は破壊され、町も都市も、森も林も消え去った。残された人間たちは、ただそのへんに座りこむだけの存在になりはてた。ある日、ひとりの若い娘がたまたま世界に残った最後の花を見つけます。その花をひとりの若い男と一緒に育てはじめます。すると……。なぜ人間は戦争を繰り返すのか? 第二次世界大戦開戦の直前に描かれた、平和への切実な願い。世界的ロングセラーを村上春樹の新訳で復刊。
  • 世界で最後の花 絵のついた寓話

    Posted by ブクログ

    兵隊たちが行進し、突撃する絵が不気味です。戦争は今やそれで儲けたい人がさせているものだと思っていますが、始めさせるには多くの妬みや憎しみの種をまかなければならないのでしょう。やってみればきっと人を殺すことはとてもイヤな感じがするものだろうに、続けてしまうのは感覚が麻痺してしまうから?戦争は下手をしたら人類という種の絶滅さえ招きかねないのに、そういうことが出来る人間というのは不完全な生き物なのだな、と思いました。

    0
    2024年04月04日
  • 世界で最後の花 絵のついた寓話

    Posted by ブクログ

    この本は。
    人類へのギフトてす。

    度重なる戦争で、幾度美しい地球を台無しにしても懲りることなく破壊を繰り返す愚かな人類へのギフト。
    どうか人類に、このギフトの意味を受け止める度量がありますように…。

    この本が創刊されたのは第二次世界大戦が勃発したばかりの頃なのです。
    そして、なんと。
    この本の始まりは人類が第十二次世界大戦を起こした時の話。

    戦争により世界が丸ごと破壊され、人々が愛や希望を失った時。
    1輪の花が1人の心を救いました。
    花は人の心に愛をもう一度灯し、やり直す勇気をくれたのです。
    たった1輪の花が。
    絶望からのやり直しはとても大変なことなのに、人々は愛と知力で復活させました。

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    2024年01月31日
  • 世界で最後の花 絵のついた寓話

    Posted by ブクログ

    今の時代を反映したものなのか?と思ったら第二次世界大戦のころのものだそうです。
    戦争は愚かです。
    そして人類も愚かです。
    小さな花が日々の小さな幸せを意味しているようでした。

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    2023年10月12日
  • 世界で最後の花 絵のついた寓話

    Posted by ブクログ

    人間って、愚かだ!
    愛を知り、文明を作ることができるのに、それ故戦わずにはいられない‥

    6人の男たちにちょっと似てる本。

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    2023年10月06日
  • 世界で最後の花 絵のついた寓話

    Posted by ブクログ

    翻訳が村上春樹さん。絵のタッチは黒だけなのになめらかで柔らかで素晴らしく、ことばは1ページごとにどんどんと惹き込まれてしまう。1939年という第二次世界大戦の最中、ナチスドイツの頃に出されたというのに驚く。 今多くの人に読んでもらいたいし、手元に置いておきたい。原書も見てみたい。

    0
    2023年09月30日

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