先日は早朝読書会でした。
今回のテーマは「ソーシャル・ビジネス(社会的企業)」。
昨今、耳にする言葉です。
ふつうの「企業」とどうちがうの?というと、目的が利益第一ではなく、社会によいことと利益の両立を目指すことだそうです。
そして、社会起業家を応援するグループというのがあり、この本でも
...続きを読む紹介されている「アショカ」はそれです。
アショカが応援する、数々の社会起業家のインタビュー集。
さまざまな分野で活躍している人々が紹介されています。
大きな組織(政府や大企業等)に握られているというイメージの強い、「生活のインフラ(医療、教育、電力、衛生)」や「第一次産業(農業)」の分野が多い事に気付きました。
しかし、取り残されて不遇な人たちが、多く参加しています。
政府や政治に「俺たちの生活を何とかしろ!」と文句を言う代わりに、自分達で技術があるんだからやっちゃうほうが確かに合理的だなと感じます。
あと、印象的だったのは「ITの力」。
正しい場所にPCでアクセスすれば情報が瞬時に手に入る。それが携帯電話一台やPC一台で事足りるわけです。
それが小回りのきくビジネスの大きな武器であり、命綱のようです。