息子が今風に言うとギフテッド(もういい大人)なので第一章はひたすら共感しながら読んだ。我が子の話かと思った。
思春期の頃は対人関係で上手くいかないことも多く、わがままに見える性格的なものかと思っていて、親としてもしんどかった。
ここ最近「息子はギフテッドである」と確信したら(検査の数値含む)、今ま
...続きを読むでの生きづらさに全て納得し、なぜそういう発想になるのか、そういう行動をとるのかが納得出来るようになり、息子に対する向き合い方がやっとわかってきた感じ(未だに親も振り回されて大変)。
でも息子は常に脳がぐるぐる働いているから日々クタクタで、相変わらず生きづらそうで大変だろうな、一生そうなのかな、自己理解を深めて上手にコントロールして生きてくれればなと、強く思う。能力が上手に社会とマッチすれば良いのだが、幸福度が非常に低くて自殺率も高いゾーンである事は間違いない。
(でも息子の周りの人は彼にそんな特性があるなんて誰も思っていないはず、ちょっと変わっているただの友達の一人。話しの理解力が飛び抜けて高いので、話しの理解展開が早くて楽だが脳内見透かされていると感じる事もある)
日本人の「出る杭は打たれる」という同調圧力の強い国民性はギフテッドにとって生きづらさを倍増させる非常に厄介な環境(現在海外在住であるが、まだそこが適正であるかは模索中)
「放っておいて欲しい」と言う第一章の大人の女性の言葉にただただ共感。
(子供はまた別であろうか、教育の難しい部分)