小倉紀蔵の作品一覧

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作品一覧

2023/05/19更新

ユーザーレビュー

  • 入門 朱子学と陽明学
    朱子学と陽明学についての入門書となっている。
    性即理の朱子学と心即理の陽明学。これらの説明の前に儒教世界観についての解説から始まる。
    第2章の後半ページには、朱子学と陽明学を学ぶ上で参考にすべき文献や学者の紹介がなされている。よりハイレベルな理解を得たい人は本書の後、これらの本を読んでみるとよいだろ...続きを読む
  • 朝鮮思想全史
    視点を相手側(向う側)においてみると、従来の自分の思考が如何に狭く偏ったものに過ぎないかということを痛切に感じさせられた。自分の側から自分知識のみで考えていたに過ぎないということを。
    朝鮮の歴史をもう少し学ばなければならない。アメリカの人も日本のことについて、このくらい知らないし知ろうともしていない...続きを読む
  • 朝鮮思想全史
    古代から現代にいたるまでの朝鮮思想史の全体像を、かなり分厚いとはいえ、新書一冊で概観することのできる本です。

    著者は「はじめに」で、「できるだけ著者の自説を展開せず、客観的な記述を旨とした」と述べています。ただ、本書全体をつらぬくキーワードとなっている「霊性」ということばが、十分な彫琢をほどこされ...続きを読む
  • 京都思想逍遥
    京都での著者の個人的な思いによる「地霊」と「言霊」に関するエッセイと見た。著者は京都生まれではないので、取り上げる場所がバランス良いとはいえないが、そぞろ歩きの途中に記憶のトリガーが引かれ、時空がないまぜになり、夢幻?を誘う感覚というのは、共感を誘う。もっとも与太も多い・・。
    地理的感覚には「誤植」...続きを読む
  • 朝鮮思想全史
    客観的な記述に努めるとのことであるが、随分と著者の思い入れの強い本である。研究対象にあまりにのめりこみ過ぎると冷静な判断を失うこととなる。

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