会計力、IT力、英語力に次ぐ柱としての法務力。法務力には(1)リスクセンサー:臆病さ、想像力、(2)リスクコントロール:神経質さ、段取り力が必要である。予防策、リスクが具体化した場合の対策としてプラン作成時の充分な検討が必要。その為に(1)温故知新、(2)文殊の知恵、(3)最悪シナリオ、(4)怒る人
...続きを読むがいないかテスト、(5)記者会見テストをイメージトレーニングすべし、とする。デュープロセス(適正手続き)やSLA(=Service level agreement)等、法務に留まらずに展開出来そうな話題を具体的なケーススタディーを用いて解説する。説明責任とは適切な開示を説明出来る様、準備することという定義。法務部門は現場各部門のサポート、コンプライアンス部門は全体最適という解説は分かり易い。ビジネスマンが法務家をリードすべし、という点と法務に留まらない対策の打ち方、リスク評価の考え方は勉強になる。