神尾茉利の作品一覧

「神尾茉利」の「刺繍小説」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 刺繍小説
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「物語のある刺繍」をテーマに、本から想起した刺繍作品を展開。 さまざまな小説に登場する刺繍を実体化してみた作品や、小説のなかの「あのシーンの小物はこんな刺繍があったかもしれない」「あの主人公ならこんな刺繍の服を着ていそう」という逆転発想の作品、「あの登場人物が動物だったら」というかわいい動物の刺繍など、「小説」と「刺繍」をテーマに、言葉や物語から形を生み出す。 例えば…… 『トリツカレ男』(いしいしんじ・著)からは、港の様子があるシャツ 『女生徒』(太宰治・著)から、「先生は、私の下着に薔薇の刺繍のあることさえ知らない」薔薇の刺繍 『働かないの』(群ようこ・著)から、鮮かなトルコブルーの布に刺繍した大輪の花 『あの家に暮らす四人の女』(三浦しをん・著)から、主人公が想像する、おじいさんを乗せたバス 『世界の終りとハードボイルドワンダーランド』(村上春樹・著)から、胃拡張の彼女がイタリアンを食べに行くときに持っていたショルダーバッグ 『わたしを離さないで』(カズオイシグロ・著)から、ヘールシャム時代のキャシーが抱きしめていた枕 『陰摩羅鬼の瑕』(京極夏彦・著)から、婚礼前夜に奥貫薫子がきていた白いブラウス 『戦場のコックたち』(深緑野分・著)から、料理上手なティムの祖母のレシピ帖……などなど。 物語の世界観の中で「小説」と「刺繍」とを行き来する幻想的な刺繍ブック。 小説家いしいしんじ氏との特別対談収録。作り方の図案つき。 ※このコンテンツは、扶桑社刊「刺繍小説」(2019年7月10日 初版第1刷発行)をもとに制作されております。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 刺繍小説

    Posted by ブクログ

    「円卓」のお姉ちゃんには私も胸が熱くなりました。こういうコンセプトとても素晴らしい。次はぜひ編み物バージョンで出してほしい…(三國万里子さんで…)

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    2019年07月05日
  • 刺繍小説

    Posted by ブクログ

    2021.02.13

    物語の中にある「刺繍」のシーンってそういえばあまり見かけないが…絵を描くように裁縫をしたり布に向かい合う人はいるのかもしれません(村上春樹作品とか、見逃しているようで実はあったりしそうだね)。
    それよか、あの小説に出て来るベッドの枕にはこんなワンポイントあるかもしれない、みたいに物語の中の小物にそっと刺繍を刻むのを妄想しうる面白さが良い。
    当然、小説のイメージを図案にして縫うと言うのも素敵だ。
    あまりない視点の本であった。新しい発見もあり読んでよかった。

    0
    2021年02月18日
  • 刺繍小説

    Posted by ブクログ

    小説に出てくる刺繍のシーンや、インスパイアされた刺繍、あったかもしれない刺繍を再現。なんと洒落た本なのか。「あの家に暮らす四人の女」を読んだばかりで、ジャストな出会いだった。

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    2020年06月05日

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