ユーザーレビュー 「これから何が起こるのか」を知るための教養 SF超入門 冬木糸一 これから何が起こるのかを知るための教養 にひかれ購入。 SF沼にはまりつつあるのですが、(もちろんそこから派生して いろんなジャンルの本も読んでいくと思うのですが) ただ、面白かった、だけじゃなくて、こういう読み方をすればいいのかと 感心しました。 現実はすでに、過去のSFで想像された世界に近...続きを読むづきつつある (すでにそうなってるものもある) 今の日常の上に成り立つ、フィクション小説は、 今の自分と重ねていくことは簡単だと思いますが、 未来の創造の上のSF小説から、今、自分が未来のため 想像し、、今行動できることは?ひと手間考えてみることが 教養として成り立つ意味なんだなと感じます。 ただ、作者のあとがきにもありますが、まずは、楽しい!と思うことが大切! 楽しいことは、体感として、気持ちもついていくと思います。 作者の知識はすごい!(どうやっておぼえてるんだろう?) 読書冊数もすごい!(どうやって自分のものにしていっているんだろう?) 紹介されている本は、どれもこれも読みたくなります。 ひとつだけ、、、本書の性質上、紹介されている本の内容に 触れることは避けられず、 また、内容に触れられることで、興味がわいたのは確かですが、、、 いくつかのものは ほぼほぼネタバレ的な、結末まで書かれてるのは残念かもでした。 (それも、一読しただけでは覚えてないのでいいのですが笑) とりあえず、今気になるものにチェックしたので 購入、読みおえたら、筆者と考えをすり合わせたいなーと思ってます。 最初は、本の紹介だけの本かと思いましたが、 SFにさらに興味がわき SFをこれからこんな風に読んでいけられる人間になりたいな と、教養としてのSFの一面が見えてよかったです。 SF大好きな方には、すでに読まれている本ばかりかと思いますが、 ぜひ、私のように、まだSFだけでは100冊には届かないような方や 若い世代の方に手に取っていただきたいと思います。 やわらかい頭を作りたいです。 Posted by ブクログ 「これから何が起こるのか」を知るための教養 SF超入門 冬木糸一 洋書はあまり読んだことがなかったのですが、この本を読むと結構そそられる作品が沢山あって機会があれば読んで見たいと思わずにいられなくなりました。日本沈没は読んだことがあり、映画の藤岡弘版、草彅剛版、ドラマも小栗旬版は見ましたが、実際には日本は沈む事はありえないと言うのを何かで読んだのですが、昨今の地震...続きを読むの多さ、気候変動等みると薄ら寒さを覚えます。未来を除いたのではと言う内容のものもあり、ロボット、ジェンダー、気候変動、地球外生命体、科学テクノロジーの発達など、何十年も前に書かれていた事柄に驚きを隠せなかった。 Posted by ブクログ 「これから何が起こるのか」を知るための教養 SF超入門 冬木糸一 SF知識を深めたい方にオススメの本で楽しめました。 作者の冬木糸一さん(「終末」をバラバラにしたペンネーム)は2000冊SF小説をご覧になったそうで、それだけ読めば知識も深まりますし書籍化までして驚きました。 私は映画鑑賞が趣味なのですが元ネタ及び影響受けた作品は、これか〜と新しい発見がありました...続きを読む。 SFだけでも17分野に細かく分けているので、SF知識を深めたい方必見の一冊です! Posted by ブクログ 「これから何が起こるのか」を知るための教養 SF超入門 冬木糸一 SF小説って今まであまり読んだことがなく、覚えてるのは劉慈欣の『三体』くらい。 東大VRセンター特任研究員である宮本道人先生からSF思考の大切さを教わり、とりあえず入門書ということでこの本を読みました。 著者である冬木糸一氏が読んで面白かったSF小説がジャンルごとに紹介されていて、SF読むとしたら何...続きを読むから読もうかなって考えてる人にはうってつけ。 私も読みたい本を何冊かピックアップしたのですが、宇宙好きの性格からか、宇宙ジャンルばかりでした笑 宮本道人先生からのおすすめでもあるグレッグ・イーガンの作品は真っ先に読みます。 Posted by ブクログ 「これから何が起こるのか」を知るための教養 SF超入門 冬木糸一 本を読む時の参考にしている『基本読書』を書く著者の初書籍だから、面白くないわけがない。「地震・火山噴火」のチャプターが一番興味を惹かれた。「つながるリスト」と「SF沼の地図」は楽しい試みだし、全体的に安定の面白さだった。 Posted by ブクログ 冬木糸一のレビューをもっと見る