渋谷ゆう子の作品一覧
「渋谷ゆう子」の「ウィーン・フィルの哲学 至高の楽団はなぜ経営母体を持たないのか」「名曲の裏側」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「渋谷ゆう子」の「ウィーン・フィルの哲学 至高の楽団はなぜ経営母体を持たないのか」「名曲の裏側」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
ウィーンフィルの音楽的な志向性を解説するのではなく、組織としての特性を解説した本。
ただ演奏を聴いているだけでは決して知ることはないことなので、興味深かった。
クラシックは、ただ好きで聞いているだけだ。
演奏だけを聞いて、これはどのオケの演奏で、誰の指揮かを聞き分けるなどという高等な芸当はできない。
いたって庶民的な耳をしている。
ウィーンフィルはすごいと子どもの時から刷り込まれてきて、どこがと言われると実はよくわかっていないのかもしれないのが実情。
長じてからは、よく言えば伝統と格式を大切にするオケ、悪く言えば…(ファンの方々ごめんなさい)保守的で排他的、ちょっといけずで敷居の高いオケと
Posted by ブクログ
ウィーン・フィルの歴史が長いのがよく分かったとともに、音楽の都といわれるウィーン市民のレベルの高さがガチで浮き彫りになった(自分の中で)。まず、「ポルカやワルツに日頃から慣れ親しんできたので」←は?????(目が点)となった。ワルツ…だ…と……???どれだけピアノでワルツのリズムを注意されてきたか…ワルツが当たり前ということに愕然とした。
あとはベートーヴェンの唯一のオペラ「フィデリオ」。これが初演失敗したというのは私でも知ってるくらい有名な話。しかしそれは演者の技術が追いついてないからで、「もっと高いレベルの奴に演奏させろ」と聴衆が声を上げたという話は本気で音楽を感じ取ってるからこそだと震