伊澤理江の作品一覧

「伊澤理江」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • 黒い海 船は突然、深海へ消えた
    2008年6月23日午後1時過ぎ、小名浜の漁船第58寿和丸は、2度の度重なる衝撃のあと、わずか1〜2分程度で転覆し1時間足らずで沈没した。大量の油が漂う中、3名は何とか助かったが、4名が死亡、行方不明者は13名の大惨事となった。

    その後事故調査委員会によって原因調査が出されるが、救助された乗組員や...続きを読む
  • 黒い海 船は突然、深海へ消えた
     いつも聴いているpodcastの番組に著者の伊澤理江さんがゲスト出演していて、本書についてお話ししていました。
     漁船沈没事故発生から11年後の2019年、別の取材で訪れた小名浜港(福島県いわき市)での事故関係者たちの会話をきっかけに、その不自然さを奇異に思った伊澤さんが、事故の真相を粘り強い調査...続きを読む
  • 黒い海 船は突然、深海へ消えた
    2008年の漁船沈没事故について描いた本。
    すでに国の方で調査を完了しているうえ、15年以上前の出来事。結果的に新事実を暴くところまでは至ってないが、潜水艦説が濃厚ではないかと個人的に思う。
    筆者の真摯に真実に迫る取材内容に感服した。
    是非頑張って頂きたいジャーナリストです。
    事件の遺族をいたずらに...続きを読む
  • 黒い海 船は突然、深海へ消えた
    伊澤氏の真摯に事故に向かい合う姿勢に感服します。
    事故に対して客観的であろうと、様々な視点から検証と証言を集める手間と労力に、読者は著者の言わんとする事に強く共感してゆく。
    生存者の証言を無視した結果ありきの国による結論への懐疑、それに対する調査報道の難しさ。国の判断した事故原因に抗う困難や軋轢を思...続きを読む
  • 黒い海 船は突然、深海へ消えた
    真実を真剣に調査もしてもらえていない。
    軽んじられた人命。読んでいてとても恐ろしくなりました。このように揉み消された事件は他にもたくさんあるのかもしれません。

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