『日本のコミュニケーションを視る』というイタリア人著者の本を読みました。
日本人の社会の生きにくさを理論的に表し、日本社会の側面を批判して、読者に改善を促す本でした。
3部構成で、1〜3部の内容が全部つながっていて読み終えた時には頭の中が爽快になりました。
この本の中で、僕がとても印象に残った部
...続きを読む分は、第3部に詳細に書かれる人間の「キャラ化」のところです。日本社会では、特に顕著に見られキャラという人格の一側面を過剰にまで目立たせる風潮は己の感情を隠して「表層演技」で、感情を作り出すことで社会の期待に合わせることを優先している。その一方で、自らは気疲れを起こし精神的な疲労を生み出してしまっている。
このような現象は、僕の生活でも見られ、バイト先や学校でも同様な現象が起きていると実感した。
日本社会に蔓延んでいる社会に適応して、自分の本音を優先しない状態は、自分の精神を逆に削られていることに気付きました。僕の感情は、社会に無理に合わせず主張できるようにしていきたいです。