【営業マンがモノを売ったときそこに敗者は存在しない】
「営業の神様」と言われるジョー・ジラードの営業論がまとめられた一冊。
恵まれているとはいえない家庭環境から、転職を繰り返し、定職になかなか見つからなかった著者が世界一のセールスマンになるまでの自伝的要素も含まれています。
アフターフォローの
...続きを読む徹底やPDCAのサイクルを回すこと等、今日の営業論としては定説のようになっている、営業の基本、まさに教科書的な一冊だと感じました。
個人的に響いたのは、営業に対するマインドセットです。「営業職」に対してマイナスのイメージを持つ人も少なくないと思いますが、本著を読んでいるとジョー・ジラード氏が営業という職業をこよなく愛していること、誇りを持っていることが伝わってきます。
「営業とは戦いである。しかし、営業マンがモノを売ったときそこに敗者は存在しない。これ以上素晴らしい戦いはない。皆が勝者で、敗者は一人もいない。」
営業を新しく始める方、
営業職へのモチベーションが落ち込んでいる方におすすめしたい本です。