ユーザーレビュー いくつになっても ぬいぐるみ愛 松原敬三 75歳男性のぬいぐるみ愛好家が語るぬいぐるみ論。著者の子供や孫とのぬいぐるみを通してのふれあいにホッコリさせられた。 Posted by ブクログ いくつになっても ぬいぐるみ愛 松原敬三 私はどうぶつグッズに目がないので、ぬいぐるみ愛にものすごく共感するのではないかと読み始めたけど…、内容を完全に誤解していた! 著者のいうぬいぐるみ愛好とは、ぬいぐるみで遊ぶこと、ぬいぐるみそれぞれにキャラクターや生い立ちなどを設定し、持ち主がぬいぐるみと対話したり、ぬいぐるみたちのコミュニティを作り...続きを読むあげたりすることなのだ…。 私は幼い頃からおままごとや見立て遊びに一切興味を示さない現実主義者だったので、真逆の存在! ぬいぐるみをかわいいから飾りたいというのは老若男女かかわらず全然アリだと思うけど、著者のいうぬいぐるみ遊びをする人のことは4歳にはもう冷めた目で見ていた気がする…。共感できなくてごめん… Posted by ブクログ いくつになっても ぬいぐるみ愛 松原敬三 ぬいぐるみ大好き男子へのメッセージと、ともすればかたよった見方をしがちな外から向けられる常識らしき目線への処方箋。第Ⅰ部、第Ⅱ部とあるが、第Ⅱ部が格段に面白い。女性が書いたぬいぐるみとのつきあい方は、新井素子をはじめとしていくつか名著があるが、男性の手によるものは珍しく、かなり取り残された問題がある...続きを読むようだ。つまるところ、ぬいぐるみをもつこと、それ自体が結構な苦労を伴っているようなのだ。かわいいものが大好きな男性は珍しくはないよ、もっと胸はっていいよ!と言いたくもなる場面もあるけれど、実感と偏見への対処の間でどのような立ち位置で書くのかは、難しかったろうなあ。ぬいぐるみの作り手のことを考えると、男性の視点は貴重で、ぬいぐるみのありかたがもっと拡がるのではないか、と期待もする。ぬいぐるみが何か曰くありげなものではなくて、自然でさりげなく寄り添うものになりつつあって欲しい。 Posted by ブクログ 松原敬三のレビューをもっと見る