予想外の良書に出会いました!
読み初めてすぐ「これはもっと広く知られるべき本」だと感じました。
著者自身が「握力が弱い」ことで不便を感じている当事者とのこと。当事者ならではの考察や率直な使い心地も知れます。
実際に私が持っているものもありましたが、初めて使用したときにはその使い心地の良さに驚きまし
...続きを読むた。
普段“不便”を感じていなかった私でも驚きがあるなら、不便を抱えている人にとってはきっと尚更。
病気や加齢、不器用さで不自由を感じている人、使い心地を重視する人は要チェック!
普段使いの文具を変えるだけで、出来ることが増えたり、今までより楽に使えたら毎日のハッピー度が少しあがるはず♪
1.握る力が弱い
2.つまむ力が弱い
3.引っぱる力が弱い
4.てのひらを開く力が弱い
5.指先がコントロールしにくい
6.片手で使いたい
7.弱い力でも使いやすいペンたち
8.諦めなくてもいい、うれしい文具たち
9.侮れない子ども向け文具たち
たとえば発達障害のお子さまは、力が弱かったり、力の加減が難しいことも。身体の使い方があまり上手くなかったりするので、これは重宝しそう。
1つの文具が誰かの「自由」や「可能性」、「楽しみ」を広げる。そういうこともあると思います。
手先が不自由になってきている老齢の祖父母にもお役立ちするかもしれない1冊。