堤康徳の作品一覧

「堤康徳」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • バウドリーノ 下
    史実・現実に近い前半とは違い、ファンタジー色の強い内容。ヨハネの王国を探す冒険ものになっている。
    フリードリヒの溺死の裏にこんな事件があったとは(笑)
  • バウドリーノ 上
    第二次~三次十字軍とかそのあたりの神聖ローマ皇帝周辺のお話。聖杯伝説的なのとかエゼキエル書とかちょいちょいある。
    面白いけれど、読むのにはある程度歴史や宗教の知識が必要。
    わからない子はおいてくよ~的な。
    当然、自分は完全には理解していない。
  • バウドリーノ 下
    嘘が本当になってしまう嘘つきが、嘘をつきすぎてわからなくなった真実を探す物語。

    お固い西洋史にはじまったかと思えば、夢想の果ての世界へまで足を伸ばすなんとも様相の変化の激しい作品でもある。

    世界観を活かした真相の提示は見事。
    しかし大きな真実の前に小さな真実を葬り去られる。
    挙句に皮肉めかして作...続きを読む
  • バウドリーノ 下
    誰もいない森の中で倒れた木は本当に倒れたのか
    この議論は逆に言えば、森の中で木が倒れた音を聞いたと主張する者がいれば、真実となるということになる
    この本は12-13世紀を舞台にした「法螺話」の話である
    イタリア出身の主人公バウドリーノは我が半生は語られることによって真実となる、と第四回十字軍のさなか...続きを読む
  • バウドリーノ 上
    中世の怪物大集合なところは楽しいけど、キリスト教の解釈論的な話が多い上に長い。つらい。

    景教とユダヤ教がどういうものか、今まで読んだ説明の中で一番分かりやすく説明してくれたかもしれない。

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