完全版、2巻目、入手! 読破! 興奮!!
まず、表紙の仙の、歯型を付けたくなるほどの腹筋に鼻血が出た
賛否両論、好みは分かれるだろうが、私は女子キャラの腹筋が割れてると、性的なドキドキを覚えてしまうタイプ
みなぎ先生の画は、直接的なエロさはないけど、アブノーマルな扉をノックしてくる
この2巻に収録さ
...続きを読むれているのは、義鷹vs『大イナル眠リ(チャンドラー)』バロネス・オルツィのバトルと決着、福太郎と義鷹の月見酒、同二人の散歩と創作活動、番外編? もしくは、本編の謎に迫る重要な一話? のベヘモット・獣のGの駆除、そんで、福太郎と『蠅ノ王(ゴールディング)』のベルゼブルとの初顔合わせ、万魔学園への就職、こんな感じ
ホント、『足洗邸の住人たち。』は読み応えがある
バトル回では手に汗を握れるし、日常回ではほのぼの出来つつも、グッと名言が心に染みてくる
また、何より、ファンタジー作品好きの心をくすぐる、人外の、みなぎ得一の“色”、とも言えるオリジナリティがありつつも、既存の概念から逸脱しすぎていないデザインが最高だ
この巻で、毛穴がブチ開くのはやはり、ベルゼブルの非人間態(もっとも、人間の姿だって、常人離れはしてるが)
蠅王としての威厳を保ちつつ、どこか、人間臭さも感じさせている
あと、書下ろしも忘れちゃいけない
どこに書き下ろしがあるか、そこは皆さん自身の眼でチェックしてもらうにしろ、やはり、画力が向上している様が、絵柄の差、線の引き方で伝わってくる。昔のタッチ、今のタッチ、どちらが好みか、作品に合っているか、そこは読み手の感性によるにしろ、あえて、どちらか? と先生に対面で聞かれたら、今のタッチと答える、良い意味で無駄が削り落とされて、見やすくなってます、と付け加えて。ただ、若さ故の勢いとやる気が漲っている、自分が持っているモノ全てをインクにして描きましたって感じの、好感が湧くゴチャゴチャしている昔のタッチにも惹かれる