祖父が認知症になり、介護者としてどのような協力ができるのかを考えながら、さまざまな本を読み漁っていましがが、この本が認知症罹患者に関わる素人の私にとっては一番読みやすい本でした。
介護職をしていた父親が、いつか認知症になった時にと書いていた手紙を、認知症の診断を受けて子供に手渡すところから始まります
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手紙形式なので読みやすく、介護当事者の視点として読みやすかったです。
認知症になったらどのような行政支援が必要かも書かれており、行政支援へのアクセスの仕方も記載されていますし、本人が嫌がったとしてもどこまでした方が良いのかまで記載されているので、やるべきことなどが分かりやすいと思います。
「これで本当に良いのだろうか」と迷いながら介護されている方もいらっしゃると思いますし、ケアマネさんなどの介護職の方が読んでも、介護する家族の気持ちを理解しやすいと思います。
認知症介護に関わる幅広い方に読んでほしい本です。