作品一覧 2022/09/09更新 今を生きる思想 ショーペンハウアー 欲望にまみれた世界を生き抜く 試し読み フォロー 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> 梅田孝太の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 今を生きる思想 ショーペンハウアー 欲望にまみれた世界を生き抜く 梅田孝太 / アルトゥール・ショーペンハウアー ショーペンハウアーの思想を筆者の意見を出来るだけ交えず簡単に説明された本 ショーペンハウアー入門に最適である Posted by ブクログ 今を生きる思想 ショーペンハウアー 欲望にまみれた世界を生き抜く 梅田孝太 / アルトゥール・ショーペンハウアー ショーペンハウアーの哲学。 筆者は特任教授を務める梅田孝太博士。 専門は哲学・倫理学、クリティカルシンキング。 ショーペンハウアーの哲学は2冊目だが、1冊目は正直あたまに入ってこなかったし上澄を舐めただけのようなもので自分には響かないものだった。 ショーペンハウアーと言えば幸せについてのようだが、...続きを読む幸せの裏側や側面には孤独があり、今回読もうと思うきっかけは孤独についてであった。 そんなきっかけで、たまたま手にした梅田孝太氏の著書だが思いのほか良かった。いや、私にはとても良かった。 いきなり哲学ではなく、ショーペンハウアーの生い立ちと人となり、人との関わりと哲学、ここから入っており哲学は少なめである。 少なめとは言え、深掘りしたいテーマや興味を持つものはショーペンハウアーの著書を読んでみたいとなるはずだから、その方向性はそれでよろしかろう。 おわりに、とある最後は、著者のあとがきだが、それがまた良かった。 少なめなな文量も良いが、それで良いんだよと背中をボンとされたようで肯定感に満たされる。 この後、ショーペンハウアーの「孤独と人生」を読むが、とても良い足がかりになったと言える。 Posted by ブクログ 今を生きる思想 ショーペンハウアー 欲望にまみれた世界を生き抜く 梅田孝太 / アルトゥール・ショーペンハウアー メモ: 今、ショーペンハウアーを読む意義の一つは、人生の勝負からいったん離れて、人生とはそもそも何なのかを客観的に考えることができるような、哲学的な思考空間を頭の中にしつられることができるということにある。 彼の示した哲学は、とりわけ現代人が必要としている「心のケア」になりうる。 Posted by ブクログ 今を生きる思想 ショーペンハウアー 欲望にまみれた世界を生き抜く 梅田孝太 / アルトゥール・ショーペンハウアー ショーペンハウアーと言えばペシミズムのイメージで、彼の肖像画からも見えるように人生に絶望してる老人のイメージだった。 実際はそこまででもなく、新しい生き方や哲学を模索し、彼自身も老後を楽しく過ごしていたらしい。過去に闇落ちしたアニメや漫画の主人公の老後みたいな感じでかっこいい。 ただ、「生きる意思...続きを読む」を必死に抑制した所で何も本質的な解決にはならないような気もした。欲望に従ってそこそこ成功するのが1番幸せそうな気もする。実際お坊さんとか金の亡者で肉食いまくってるし、、、 「生きる意思」が人間の逃れられない本能なら、それに逆らうことは苦痛を伴うんじゃないの? 作者が「おわりに」で、わたしは幸せであるということと、人生は本質的には苦しみである事は両立する事言ってて何となく納得はしたけど。 Posted by ブクログ 今を生きる思想 ショーペンハウアー 欲望にまみれた世界を生き抜く 梅田孝太 / アルトゥール・ショーペンハウアー 「意志の否定」の考え方は難しいが、 生の本質は苦しみである→欲望には限りがないから、より幸せになろうとするより、苦しみを少なくすることこそ幸せになる上で必要だ、というのは分かりやすい。 自分の考え方に近いところもあり、ショーペンハウアーの書籍そのものにも触れてみたいと思った。 Posted by ブクログ 梅田孝太のレビューをもっと見る