作品一覧

  • 木苺通信
    5.0
    1巻616円 (税込)
    「トプ、願いごと、した?」 「したよ」 「どんなこと?」 「同じこと」 木苺谷に住む私と狼トプの、少し不思議で優しさに満ちた日々。〈香草採り〉〈星祭りの夜〉〈木琴森〉〈鏡の泉〉……うつりゆく四季の中、静かな森の暮らしが美しく詩的なモチーフで綴られる。どこか懐かしく癒されるひとときのファンタジー! 短編二十五編を収録。
  • 風町通信
    3.8
    1巻638円 (税込)
    「どちらまで?」 「じゃ、風町、まで」  その町へ行くのに、特別な切符や旅券はいらない。 ナンバーに7のついた黄色いタクシーで行けるというけれど、その町がどこにあるか運転手も知らない。 「風町」と呼ばれる架空の町でひっそりと紡がれる、ちょっと不思議で心地よい日々。 「風町から」「風町まで」の二部構成で三十一の短編を収録した、心がほぐれる束の間のファンタジー。
  • 木苺通信

    Posted by ブクログ

    あらすじを読んで購入しました。現代詩の短編集は初めてだったので凄く期待して読みました。作者様が有名な方らしくて、年代問わずファンが多いことに納得しました。私も繰り返し読み返すくらい好きな作品です。前作のも欲しくて注文できないか聞きましたが、既に絶版になっているとのこと。もっと早くから買っておけばよかったと後悔しています。この方の短編集の小説、もっと読んでみたいので出して欲しいです。

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    2024年02月11日
  • 木苺通信

    Posted by ブクログ

    名作。
    風の色、空の香り、雲の音、水の形・・・
    全てが瑞々しく思い浮かべられる文章と物語。
    ゆっくりと、何度も何度でも読み返すであろう一冊。

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    2020年02月26日
  • 風町通信

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「風町から」と「風町まで」の二部構成で三十一の短編。短い不思議なお話の中でなんとも言えない心地よさを感じる物語であった。

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    2017年10月03日
  • 風町通信

    Posted by ブクログ

    風の街を舞台にしたファンタジー短編集。
    どのお話にも、ちょっとあやしくておかしい住民が出てきて、季節の匂いがする風を感じる。
    あぁ、夢の中でもいいから、こんな世界に迷い込んでのんびりしたいなぁ。

    すごく色彩豊かな世界観だから、色鉛筆とか水彩で絵本にしたものがあれば、子どもも大好きな絵本になりそう。
    でも、ルビを振ってないから一応大人向けの本なのかな?紅茶片手にゆっくりこんな本を読めたら本当に贅沢な時間だと思う。
    他のシリーズも疲れたときに、時間を作って読んでみたい。

    お気に入り↓
    かもめ
    風電話
    喫茶店
    改札口
    日時計のジョー
    夕焼け映画館
    笛吹きの木
    風待ち郵便局

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    2022年02月22日
  • 風町通信

    Posted by ブクログ

    仕事のストレスに苛まれた日々の中で通勤電車内で読むこれが一服の清涼剤でした。使い古された比喩は詩歌の世界では「死喩」といい良いものではないと短歌の大家、笹公人さんが著していたのを思い出しました。「死喩」のかけらもない表現の自由さに驚きの連続でした

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    2020年04月05日

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