作品一覧

  • ナチ・ドイツ最後の8日間 1945.5.1-1945.5.8
    4.5
    1巻4,950円 (税込)
    独裁者は「もはや」いないのに、戦争は「まだ」終わらない。 1945年4月30日、「一人の総統」といわれた男の突然の退場により時代の歯車が動きだす。 首都が陥落し、降伏への交渉が多方面の水面下ですすむ一方で、ある町では大量自殺が発生。 高官の逮捕と地下潜伏、その後のナチ狩り、同時多発で横行する報復的暴行や暴力的な追放、強姦事件、「死の行進」など…… 激動の瞬間を、500人を超える登場人物とともに追体験する。 多くの日記や伝記、手紙や証言から知る、崩壊と始動の歴史的瞬間 強勢を誇った一つの国家が破滅に向かっていくさなか、その渦中に生きた人々は、どう考え、どう行動したか。 日ごと刻一刻と変化する時代の断面を活写する本書は、いま世界で進行中の惨劇をも彷彿とさせずにおかない。
  • ナチ・ドイツ最後の8日間 1945.5.1-1945.5.8

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    【この世の終わりのような悲観的な気分が一方にあり、さあ、これからだ、という覚醒の雰囲気が他方に存在しているのだ】(文中より引用)

    ヒトラーが自死してからドイツの降伏に至る8日間を描いたドキュメント。戦争にひた走った独裁者を失った後の歴史的な1週間余りを、数多くの証言と共に振り返っていきます。著者は、ドイツの歴史家として名高い評価を得ているフォルカー・ウルリヒ。訳者は、ハンブルク大学に留学経験を持つ松永美穂。原題は、『Eight Days in May: The Final Collapse of the Third Reich』。

    本書の着眼点がまず素晴らしいというのが一点。そしてその着眼

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    2023年04月13日
  • ナチ・ドイツ最後の8日間 1945.5.1-1945.5.8

    Posted by ブクログ

    間違った国の規範で動いた人間は、それを知っているから、逃げ惑う。同調圧力に弱いのは、ドイツも日本も同じか。現在のドイツは、どうだろう…。イタリアは、ムッソリーニを吊るしあげたので異なるのかな。

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    2023年10月30日

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