國方栄二の作品一覧

「國方栄二」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • エピクテトス 人生談義 上
    古代ローマのストア派の代表的哲学者として伝わる「エピクテトス」の講話を弟子がまとめたものとされる本である。

    旧訳本を1度読んだが、新訳が出るに及んで、再度読み直した次第である。

    一貫している内容は、ストア派的世界秩序をベースに、真に自由に生きることを目指し、以下の内容を説く。

    「求めて得損なわ...続きを読む
  • エピクテトス 人生談義 下
    期せずして、本書の通読講義を受けることができた。
    今回で『語録』部の通読を終え、残すところもわずか。この機会がなければ”ストア派”に親しむことはなかっただろうし、講義では『Epictetus: A Stoic and Socratic Guide to Life』(A. A. Long)の紹介ー外国...続きを読む
  • エピクテトス 人生談義 下
    われわれの力が及ぶのは「判断、衝動、欲望、忌避」といった、意志のみである。それ以外のものは力の及ばないものである。力の及ぶものだけに注意を払い、それ以外の事物に心を奪われるべきではない。 といった趣旨のことを述べ続けている。
    度々ソクラテスやディオゲネスがリスペクトの対象として引き合いに出される。一...続きを読む
  • エピクテトス 人生談義 下
     エピクテトス(50?-135?)自身が著した本ではなく、アリアノスが師から聴いた講話を出来るだけその話し方そのままに再現した形で記録した『語録』、それを簡潔にまとめた『要録』、種々の筆者によりエピクテトスに言及した断章を幾らか集めた『断片』を収めたもの。岩波文庫上下巻の大半は『語録』が占めており、...続きを読む
  • エピクテトス 人生談義 上
    古代ギリシャ ストア派の哲学者エピクテトスが説いた考えを著した本の新訳。

    エピクテトスは生また時からの奴隷であり、人生の途中で奴隷を解放されたという異色の経歴の人物。

    そんな苦しみを耐え抜いた人の説く哲学だから綺麗ごとは一切なく、理路整然とどう考えるのが納得できるかに終始している。

    言っている...続きを読む

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