作品一覧

  • 土を育てる 自然をよみがえらせる土壌革命
    4.2
    1巻2,420円 (税込)
    人と自然の関係が変わる!生態系を回復させ、温暖化まで止める「奇跡のカーボン・ファーミング」とは? 有効な温暖化対策「カーボン・ファーミング」としていま脚光を浴びるリジェネラティブ(環境再生型)農業。その第一人者による初のノンフィクション。 4年続いた凶作の苦難を乗り越え、著者が自然から学んだ「土の健康の5原則」。そこには、生態系の回復や カーボン・ファーミングのエッセンスが凝縮されている。地中の生態系のはたらきを阻害さえしなければ、あらゆる土が真に「生きた土」に変わる。さらに、やせた土地の回復は、農業の衰退、食料危機、環境破壊、気候変動問題などの対策にもつながるのだ。 21世紀のさまざまな課題解決の糸口となり、自然への見方が変わる、野心的な〈土壌のバイブル〉! 【目次】 日本版に寄せて/はじめに いちばんの師 第1部 道のはじまり/第1章 絶望からの出発/第2章 自然をよみがえらせる/第3章 リジェネラティブの目覚め/第4章 牛が牛でいられるように/第5章 次世代に引き継ぐ/第6章 “自然そだち” 第2部 理想の「土」を育てる/第7章 土の健康の5原則/第8章 カバークロップの偉大な力/第9章 土さえあればうまくいく/第10章 “収量”よりも“収益”を おわりに 行動を起こす
  • 土を育てる 自然をよみがえらせる土壌革命

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    リジェネラティブ農業により、栄養素が高くなる。またカバークロップによるCO2削減、水の効率的な利用(CO2削減)と言った現代のカーボンニュートラルを解決する農業になる

    0
    2023年05月03日
  • 土を育てる 自然をよみがえらせる土壌革命

    Posted by ブクログ

    アメリカの環境再生型農業のパイオニア 
    ゲイブ・ブラウン
    そのルーツは日本の農哲学者、福岡正信『自然農法 わら一本の革命』から影響を受けていると知り感激。
    慣行農業の負の歴史から、リジェネラティブ(環境再生型)農業へと時代は変わっていく。いや、むしろ環境再生型農業が本来の食料生産の形であり、ありのままの自然なのだ。
    ようやく世界が"気づき"始めてきた。アメリカという大国が農業というシステムを根本的に変えていけば世界も賛同していくはずだ。
    福岡正信を生んだ日本は、相変わらず周回遅れどころか有機農業自体が圧倒的少数派であるという残念な状況。立ちはだかる壁は大きい。
    自分たちだけ

    0
    2023年03月13日
  • 土を育てる 自然をよみがえらせる土壌革命

    Posted by ブクログ

    農業で土の栄養が大事なこと、土の栄養は微生物がどれだけ生息しているかに直結する。
    耕作や化学肥料は土壌の微生物を減らす方向に働き、土地がやせ細り、農作物の収穫量や栄養が減る。さらに、化学肥料を含んだ水分が川などに漏れだし、環境に影響がある可能性がある。
    長い目で農業を持続可能とするためには、化学肥料を減らし、土壌の微生物を増やすようにする。その方法として、カバークロップを使うことを本書で上げている。

    土壌の影響や農作物の収穫量、栄養などを科学的に分析出来ていれば、無駄に化学肥料や除草剤を使うことにならなかったのではないか?
    そこのなぜ?の部分が解明出来ていなかったから、化学肥料に頼ることにな

    0
    2022年08月21日
  • 土を育てる 自然をよみがえらせる土壌革命

    Posted by ブクログ

    農場経営者。気候変動対策として、いま世界で注目を集めるリジェネラティブ農業(環境再生型農業)の第一人者。アメリカ、ノースダコタ州で2,000ヘクタールの農場・牧場を営む。妻と息子の家族3人でたび重なる危機を乗り越え、化学肥料・農薬を使わない不耕起栽培によって自然の生態系を回復させる新たな農業を確立した。その農場には国内外から毎年数千人の見学者が訪れるほか、講演やメディア出演も多数行い、世界中にメソッドを伝えている。米国不耕起栽培者賞、天然資源保護協議会から成長グリーン賞を受賞。

    0
    2022年07月18日
  • 土を育てる 自然をよみがえらせる土壌革命

    購入済み

    環境再生型農業と訳されるリジェネラティブ農業。その実践家で、第一人者の著作が待望の邦訳化。
    この手の思想に精通した訳者により、非常に読みやすく翻訳されている。
    著者がリジェネラティブ農業の道を歩むようになったエピソードをベースに、栽培技術、自営農家の経営や相続、慣行農法の課題など幅広く紹介されている。
    リジェネラティブ農業とは一体何か、と思ったときに先ず読む本としてオススメできる。

    0
    2022年07月18日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!