タイトルが自分のことだったので発刊されてすぐ手に取り。しかしなかなか手を付けられませんでした。
内容としてはヤングアダルト向けかつ今問題にされてきているヤングケアラーについて多く書かれている印象です。
私の事情にも重なるところもありましたが、やはり障害の軽重や種類、兄弟の生まれ順や関係性による個々
...続きを読むの差異というものの大きさを感じさせられます。だから様々な「きょうだい」たちのそれぞれの事情をたくさん知ることが大事なのでしょう。そうしなければ、みんなに本当に必要なケアや決まりをうまく定めることは今の時代にあっても難しいものなのだと思われます。
何ができるのか、これからどうしたらいいのか、自分は自由に生きてもいいのか、大人になったって「きょうだい」の関係性あるかぎり悩み続けます。
即この一冊が役立つ、ということはないですが知る一つのきっかけとして、特に若い方にはブックレットスタイルの本書は手に取りやすいかなと思います。
巻末の参考資料は深める上で役立ちそうです。