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ユーザーレビュー 中国経済の謎―なぜバブルは弾けないのか? トーマス・オーリック / 藤原朝子 中国経済論としてBest書 情報量と整理が傑出 経済政策の実績評価→政治登用 実績主義で明解 日本より経済至上主義 日本のアベノミクスは「呪術」 中国の方が遙かに「国家戦略志向」 合理性と科学性 鄧小平の偉大さ 経済改革 晩年も偉大 毛沢東との違い WTO加盟2001年が更なる変革の契機 ①国有企業...続きを読む ②銀行 人民銀行周総裁 2%の元高へ マンデル・フレミングモデル 理論家 米国は貿易赤字を支払えない 米国債が積み上がる 中国売却=日銀購入 結局、日本は米国の属国として金融を支える義務→いつまで続けられるか Posted by ブクログ 中国経済の謎―なぜバブルは弾けないのか? トーマス・オーリック / 藤原朝子 何故かクラッシュしそうでそうならない中国経済の謎を解説する。 米国、日本の失敗から多くを学び、バブルやアメリカとの貿易摩擦への対応を上手くこなしている。 国内の市場規模が非常に大きい事、法規、国民の声を無視して政策を進める事が出来る事が、うまく対応出来た一因のようだ。 米国の強引な中国の押さえ込みは...続きを読むいかがなものかと思うが、このままでは世界経済が飲み込まれてしまう。そして、誰も中国を止められなくなる! Posted by ブクログ 中国経済の謎―なぜバブルは弾けないのか? トーマス・オーリック / 藤原朝子 著者はブルームバーグのチーフエコノミスト。リーマンショック以降、中国の「経済危機」「経済崩壊」の予兆を報じるニュースは多いが、いつの間にか「危機」は去って何も語られることなく終わっていることが多い。実際のところ中国経済の展望はどうなのか、ずっと疑問に思っていたことがよく分かる本だった。中国当局が、日...続きを読む本のバブル崩壊からのデフレに悩んだ失われた30年や、アジア金融危機に端を発した韓国のIMF危機をよく研究し経済政策を実施している。 Posted by ブクログ 中国経済の謎―なぜバブルは弾けないのか? トーマス・オーリック / 藤原朝子 「国際金融のトリレンマ」とは国際金融政策では固定相場制と、資本の自由な移動と、独立した金融政策の三つは同時に実現できないとされている。 資本は最も大きなリターンを得られる場所に移動するから、資本の国際移動を認めている国は、FRBと一致する金融政策をとるか、変動相場制を受け入れなければならない。 「...続きを読むシャドーバンキング」=銀行が簿外の投資会社を管理、支援し、それを通じて融資すること。 銀行のバランスシートから切り離すことができるため、中央銀行の制限をうけない サプライサイド改革=レーガンやサッチャーがとった、減税と規制緩和によって成長を喚起する政策。 小さな政府によって民間のダイナミズムを解き放つやり方。 中国のやり方は逆に政府の介入を大幅に増やす。 不動産会社や重工業会社のバブルがなぜ弾けなかったのか。 政府が介入し、スラムの取り壊しやその住民に補助金を与え、住み替えを促した。 また住宅ローン融資を拡大し大量に販売する銀行を高く評価した。 また誰が住宅を購入できるかは、それぞれの街の受託在庫によって調整された。 また政府による鉄鋼、石炭会社の統廃合を押し進めた 2016年デレバレッジに対処するために、「マクロプルーデンス評価」を取り入れた。 「マクロプルーデンス」=金融システム全体のリスクの状況を分析・評価し、それに基づいて制度設計・政策対応を図ることを通じて、金融システム全体の安定を確保するとの考え方。 ルールを破った銀行は処罰される。ルールを守った銀行は褒美を与えられる Posted by ブクログ 中国経済の謎―なぜバブルは弾けないのか? トーマス・オーリック / 藤原朝子 奇妙な国、中国。政府が操作する金利に甘んじていた銀行群。 都市部の話ばかりが取り上げられているが、貧困が続く地域がまだあるのかそこが知りたい。 Posted by ブクログ トーマス・オーリックのレビューをもっと見る