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  • 感覚統合の視点で「できた!」が増える! 発達が気になる子のためのおうちモンテッソーリ
    4.3
    1巻1,584円 (税込)
    ここ数年注目度が上がっているモンテッソーリ教育。 実は「療育」からスタートしていたことを知っていますか? 創始者のマリア・モンテッソーリは発達遅滞児への支援からヒントを得て、「子どもを観察すること」を第一に、実践を重ねてモンテッソーリ教育を世界中に広めていきました。 ともすれば早期教育と捉えられがちなモンテッソーリ教育ですが、実は本質を捉えると「適時教育」なのです。 本書では、お子さんの発達に不安がある保護者の方、また職場で担当しているお子さんに発達の不安がある保育者・支援者の方に向けて、家庭や園でできる発達支援の視点を活かしたモンテッソーリの実践をお伝えしていきます。 困りごとが形になって出やすいのは、集団活動や学習の場面ですが、その土台になるのは実は「感覚統合」の視点です。 発達はピラミッドのようなもの。その土台部分にある身体づくりの大切さを知り、感覚的な課題を解決していくことが長い目で見ると、必ず子どもたちの発達や学習につながっていきます。 それぞれの実践にはその活動の「ねらい」や「発達支援&感覚統合の眼」という形でポイントを添えていますので、読み終わったときには子どもを観る眼が変わり、「観察眼」が少しアップしていること間違いなしです! 【目次】 はじめに 第一章 モンテッソーリ教育が「療育」にぴったりなのはどうして? ●モンテッソーリ教育は早期教育ではない ・モンテッソーリ教育の原点は「療育」にあった ・大人が教えない教育 ●これからを生きる子どもたちに必要な力を養う ・動きながら学ぶ子どもたち ・「観察」から全ては始まる ・子どもたちを多角的に観察する力をつける ●子どもたちの自立を促し、自己有能感を養うモンテッソーリ教育 ・私がモンテッソーリ教育を「療育」取り入れた3つの理由 ・「お手本どおり」ではなく、その子に合った環境設定と環境調整をしよう ・自立の先に見えるもの 第二章 「得意」を活かす関わりを学ぶ ●今の発達支援の現状 ・発達障害の子が増えているって本当? ・発達障害って何? ・時代背景と生活習慣の変化が子どもたちにもたらすもの ●子どもの発達「?」と思ったらどうする? ・発達を知ると、子どもを観る眼が変わる ・支援にすぐにつながれないときは ・転機となる出会い ・発達はピラミッド、学習はその頂点!? ・五感以外の感覚「基礎感覚」を育てる ・触覚過敏との長いお付き合い ・平衡感覚のコップの大きさが変わった!! ・謎の多い固有感覚 ・ボディイメージを育てよう 第三章 りっきーのプラスモンテ®(+monte)~実践編~ ・おうちの環境を整えよう ●子ども目線の道具・用具の選び方 ●子ども目線のお部屋づくり ●日常生活の動きを取り出す 落とす・引っ張る・あけうつす・はさむ・はめる・ねじる・料理・掃除・・・・など ●感覚的に学ぶこと ・五感を刺激する活動 ●数を理解すること ・数量概念を育てる活動 ・ちょっと発展!演算以降の数の活動 ●ことばの世界への手助け ・具体物~半抽象~抽象をつなげる活動 ・文字を学ぶ ・番外編:視覚支援について 第四章 関わる大人が自分を満たそう ●障害の受容について ・葛藤は当たり前 ・受け入れる→受け止める ●つながれる場所を増やす ・休むことは悪くない ・任せる勇気、手を抜く勇気 ●短期的視点と長期的視点を持つ ・お子さんにどんな大人になってほしいですか おわりに
  • 感覚統合の視点で「できた!」が増える! 発達が気になる子のためのおうちモンテッソーリ

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    ネタバレ

    著者の子育て体験、感覚統合の理論、発達段階別の遊びとインスタ動画へのリンクまでついてるのがよくある遊び本と違うところ。
    ひとつひとつの遊びはめちゃくちゃ手のかかるものではないけど、やっぱり環境を整えて手作り遊びって大変だし、会社員から保育士・モンテッソーリ教師に転職までされた著者のお子さんへの愛と情熱を感じた。

    乳幼児〜低学年くらいが話のベースなので、
    障害の困りごと例の人との物理的距離感がわからなかったり、トントンのつもりが力加減が不適切でお友達とトラブルにって言うのを読んで、
    何も支援されずに高校生男子の体力になると「ケーキの切れない非行少年」の大怪我させるつもりはないけど頭蓋骨骨折させ

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    2022年05月22日
  • 感覚統合の視点で「できた!」が増える! 発達が気になる子のためのおうちモンテッソーリ

    Posted by ブクログ

    以前から気になっていたモンテッソーリ教育。元々発達障害児の療育が背景にあることは知ってたので発達障害支援の視点も絡めて読める良い本と出会えました。著者自身が発達障害児の親で自分が感じたことや経験したことをベースに書かれているし理論的な部分も含めてとてもわかりやすく読みやすく書いてある。子育てに疲弊しながら誰にも相談できず、と悩んでいる方に読みやすいように伝わりやすいようにという配慮と熱意を節々に感じる本でした。親だけでなく発達障害支援や保育等に関わる方にも広くオススメ。

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    2022年12月04日
  • 感覚統合の視点で「できた!」が増える! 発達が気になる子のためのおうちモンテッソーリ

    Posted by ブクログ


    保育士として、知識不足なことが子どもを窮屈にしているのかもしれない。

    近年グレーと言われる子どもたちが多くなったと言われるし、実際数年で子どもたちも時代と共に変わったことは実感している。
    それでも、グレーだから、だけではなく、その先を見つめ共に育ちを考え、親子の笑顔を増やすことがいちばん長く一緒にいるわたしたち保育士には求められているのかも。

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    2022年11月08日

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