作品一覧

  • 真夜中の子供たち 上
    3.8
    1~2巻1,320円 (税込)
    一九四七年八月一五日,インド独立の日の真夜中に,不思議な能力とともに生まれた子供たち.なかでも〇時ちょうどに生まれたサリームの運命は,革命,戦争,そして古い物語と魔法が絡みあう祖国の歴史と分かちがたく結びつき──.刊行当時「『百年の孤独』以来の衝撃」とも言われた,二〇世紀小説を代表する一作.

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  • 真夜中の子供たち 下

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    ネタバレ

    インドの独立後の話。

    小説でサリームとシヴァの取り替え事件から始まるけど、ほとんどサリームの1人がたり。
    おじいさんの代からのはなしではぎまるからなかなか登場しないなとおもいながら4ぶんの一 (千ページくらいある)すぎる。

    インドの歴史と、照らし合わせたりは難しいからそのへんはスルーしてよむ。
    首相から真夜中にうまれたことを記念して手紙がとどく。
    血の繋がってない妹を愛している。肉体的にグロテスクに描かれる。大きくて歪な鼻。
    糞尿や痰壺などが主役。
    英語で書かれたらしいけど、チャツネやいろいろ。
    ピクルス工場のオーナーが乳母だったとはね。

    運命ってあるのかなと思わせる。

    0
    2023年07月16日
  • 真夜中の子供たち 上

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    どんなおどろおどろしい話なのかな…と思ったけど、しょっちゅう冗談や自虐が出てくるので、割と気軽に読めた。

    0
    2022年09月05日
  • 真夜中の子供たち 上

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    1947年、イギリスから独立したインドで誕生した作家であるサルマン・ラシュディが作家として注目を集めた長編小説。ラシュディといえば、イスラム教から名指しで命を狙われることになった『悪魔の詩』(特に日本においては邦訳を担った筑波大学助教授がキャンパス内で暗殺された点で有名でもある)が有名であるが、本作『真夜中の子供たち』は著者の出世作として圧倒的な物語世界が描かれている。

    著者の作品を読むのはこれが初めてであったが、ガルシア・マルケスなどに代表されるマジック・リアリズムのインド版とでも言おうか、濃厚な物語である。1947年8月15日の深夜0時、独立を果たす瞬間のインドで生まれた500人もの”真

    0
    2020年12月12日
  • 真夜中の子供たち 下

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    1947年、イギリスから独立したインドで誕生した作家であるサルマン・ラシュディが作家として注目を集めた長編小説。ラシュディといえば、イスラム教から名指しで命を狙われることになった『悪魔の詩』(特に日本においては邦訳を担った筑波大学助教授がキャンパス内で暗殺された点で有名でもある)が有名であるが、本作『真夜中の子供たち』は著者の出世作として圧倒的な物語世界が描かれている。

    著者の作品を読むのはこれが初めてであったが、ガルシア・マルケスなどに代表されるマジック・リアリズムのインド版とでも言おうか、濃厚な物語である。1947年8月15日の深夜0時、独立を果たす瞬間のインドで生まれた500人もの”真

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    2020年12月12日
  • 真夜中の子供たち 上

    Posted by ブクログ

    チラチラ出しては隠される人物や出来事、散らかって進む話に不思議と苛立つこともなくひきこまれる。たびたび横やりを入れるパドマが読者を代弁していると思う。主人公のパドマへの眼差しは温かくて、そこに著者の読者への眼差しを重ねた。
    緊迫したラストに、三巻構成だったのを上下巻にした意図が窺える。
    現実感のあるところも無いところも、抽象的な記述でさえとにかく画面の浮かんでくる文章で、映画を観ているようだった。

    0
    2020年09月29日

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