凪さん、モテモテである。
モテモテなんだけど、それら好意に全く気が付いていなかったために、随分遠回りする羽目に。
まああるキャラの好意については、気付かなくても仕方ないとはいえ。
(代わりに圭吾が色々大変な目に遭う)
凪がいないと生きていけないとなるほど思われる彼女、激しく羨ましい。
これが誇張では
...続きを読むなく、本当に圭吾は彼女がいないと生きていけないから。
生きていけないゆえに、時々暴走しすぎてやらかすが。
……とりま、仕事関係とはいえ監視アプリはまずいと思うぞ。
二人の仕事がSEなので、お仕事ものとしても読める。
序盤は特に凪に恋愛色がないので、お仕事ものの匂いが強い。
いるよね、害悪にしかならない上司。
色々あって一応両想いになってからの後半戦は、凪のトラウマにも触れる重い展開に。
仕事と私、どちらを取るのではないが、自分の存在が相手のキャリアアップの足枷になるのは確かに辛い。
それがまたプロポーズを受け入れた後に発覚するのが痛かった。
圭吾は凪のためなら自分のキャリアなぞ簡単に蹴るからなあ。
でも圭吾の凄さを凪は知っているので、そこを自分のせいで潰したくない。
これ、圭吾の決断を受け入れたところで、凪にとっては一生引きずるトラウマになるよね。
そこをどう乗り越えるのか。
ここで行動に移して、かつ結果を出してくるのが凪の凄いところである。
その結末は、ぜひ本編にて。
ちゃんと幸せいっぱいなラストを読めるので、安心して凪の決断をお楽しみください。