作品一覧

  • 自閉スペクトラム症の女の子が出会う世界 幼児期から老年期まで

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    友人に勧められて読んだ本。ASDと聞いてイメージするASD像と、実際の女の子の実像との違いに驚く。それは社会的役割の差から生じるという一面も持つ。女性にはASDはいない、とまでは思っていなかったが、イメージするのはいつも男性だったなと振り返る。レインマンを代表する映画の影響もあっただろうと思う。診断名がつかないことでただ変わった人だと自他ともに認知してしまい、苦しんでいる女性が多く、鬱などの二次障害を発症する人も多いとのこと。診断名がつくことで楽になる人生もあるし、診断名がつくことで制限される、制限してしまうということも起こりうる。だから、一概に診断すればいいというものではないとは思うが、AS

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    2023年10月24日
  • 自閉スペクトラム症の女の子が出会う世界 幼児期から老年期まで

    Posted by ブクログ

    何年前か忘れましたが、「空気を読む」という言葉がとても流行った時期がありました。そもそも空気を読むという事がASDの方たちには理解できません。
    僕自身も周囲に「なんでこの人はこんな当然な事を聞いてくるのだろう」「これを頼んだら普通これもセットでやるだろう」という事でイライラした事があります。
    ASDやそれに類する人たちに抽象的な言葉で指示したり、頼んだりしてイライラしていたんだろうと振り返ると思います。
    色々な事に名前を付ける事で、分類されて楽になる事ってこれに限らずあるので、本作のような女性のASDに関してしっかり診断して支援を受け、自分は異常ではなくそういう個性なんだ、同じような人が他にも

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    2023年03月15日
  • 自閉スペクトラム症の女の子が出会う世界 幼児期から老年期まで

    Posted by ブクログ

    それ以上やめて!となるぐらい
    当事者の方の声と自分の過去が重なりました。
    診断はついていませんが
    自分は自分でいい、と思えるようになる一冊でした。

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    2023年02月20日
  • 自閉スペクトラム症の女の子が出会う世界 幼児期から老年期まで

    Posted by ブクログ

    自閉症スペクトラムの女性といっても色々いる。
    書籍やブログなどで個人で発信できる(目立つ)人は工夫してある程度定型発達の人に合わせてコミュニケーションを取ることができたり、特別な才能があったりすることが多い。そういう人じゃない人の声もあって参考になる。
    診断はされていないし、受診する予定もないが、私も身に覚えのある記述が多かった。同じ苦労をしている仲間がいて嬉しかった。

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    2022年04月14日
  • 自閉スペクトラム症の女の子が出会う世界 幼児期から老年期まで

    Posted by ブクログ

    今まで出会ってきた数多の人たち(ただ知っているというだけの人から、きわめて身近な親族まで老若男女問わず)の中に、これはちょっと生き難いだろうな、という特性を見受ける人たちが、ままいらして。
    私自身も他者から面白い人とか変わってるとか、しばしば言われることがあるほうですが、次元が違うような。

    その特性は何処からきたものなのか。
    生育環境からくる影響なのか心的外傷からなのか、疾病なのか障害なのか。生来のものだとしても、あまりに突飛な言動をするのは何故なのか。

    自閉スペクトラム症やADHDなど聞いたことはあっても、それが一体どういうものなのかを知らずにいて、ずっと気になっていたので、この数ヶ月い

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    2023年10月21日

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