作品一覧 2022/01/17更新 アウシュヴィッツを描いた少年 僕は銃と鉄条網に囲まれて育った 試し読み フォロー 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> トーマス・ジーヴの作品をすべて見る
ユーザーレビュー アウシュヴィッツを描いた少年 僕は銃と鉄条網に囲まれて育った トーマス・ジーヴ / 品川亮 ホロコースを生き延びた少年の話。 読むのが途中辛かった。 読むのをやめようと何度も思ってしまった。 辛い出来事は、物語でもなく現実に起きたこと。 普通の暮らしが普通で無くなってしまう。 なんとなく知っていた収容所の話が詳しく書かれている。 運が良かったことが重なったり、いろんな人たちが助けてく...続きを読むれたり。 (悪い人ばかりでは無かったのが救い) 生き延びてくれて、貴重なお話を書いてくれてありがとうございます。 この本がなければ、知ることもなかった。 本は読み終わったけど、登場人物が多く今復習中。 Posted by ブクログ アウシュヴィッツを描いた少年 僕は銃と鉄条網に囲まれて育った トーマス・ジーヴ / 品川亮 第二次世界大戦中ドイツの沿岸の町で医師の父親と母親のもと、のびのびとした子ども時代を暮らしていたトーマスだったが、ヒトラーの台頭とともに母親と祖父母の暮らすベルリンへ移った。父親はイギリスへ渡り二人を呼び寄せる手続きをすることになる。しかし、やがてベルリンのユダヤ人はすべてナチスに捕まり、トーマスと...続きを読む母親はアウシュビッツへと送られる。13歳で母親とも離され過酷な収容所を生き抜いたトーマスの記録。いくつかの収容所を移動させられるも、連合軍による解放の日までを生き抜く。解放後しばらく自治区となっていた収容所で、自分たちの体験を記録しておこうと絵を描いた。 スイスでの療養を経て、16歳でイギリスの父親と再開できたという。残念ながら、母親はアウシュビッツで亡くなっていた。イスラエルの建国と共にイスラエルへ渡ったという。 思い出すのもつらい体験を、詳しく綴ったトーマスさんに事実を伝えなければいけないという使命を感じた。 Posted by ブクログ トーマス・ジーヴのレビューをもっと見る