作品一覧
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4.1なぜ、イノベーションはいつもかけ声で終わるのか? 「イノベーションを起こそう!」と、多くの会社で号令のように叫ばれていますが、実際にはオフィスの席に戻るとオペレーション、というケースが少なくありません。 そこで、オムロンや京都大学経営管理大学院で活躍する竹林一氏が、「イノベーションとは何を、どうすればいいのか、どうすれば動き出すのか」について明かします。 “しーさん”こと著者の竹林氏は、オムロンで鉄道事業、モバイル事業、赤字会社の立て直しなど、実際に多くのイノベーションに携わってきた人物。「心理的安全性とイノベーション」をテーマにした講演をまとめたログミーの記事でも「めっちゃ、面白い!」と大きな話題になりました。 「イノベーション」は、その言葉の浸透度とは裏腹に、とらえにくい概念です。それに対し、しーさんは「イノベーションとは新しい軸を生み出すこと」だと言い切ります。 ほかにも、イノベーションに必要な人材を、「起承転結」4つ、あるいは「武士と忍者」2つのタイプに区分したりと、すべて日本語に落とし込まれるので、腹落ちします。 本書では、ほかにも「しーさん流の極意」を余すことなく紹介。 ・イノベーションのきっかけは「ちょっとしたWILLから」 ・イノベーションは「秘密結社」から生まれる ~クローズドからオープンへ~ ・「わらしべ長者」を科学する ~起業家の思考プロセス「エフェクチュエーション」~ ・コミュニケーションのないところにイノベーションは生まれない ・「人を巻き込むこと」もデザインする ・イノベーションにおける「1000に3つ理論」 ・「幽体離脱」してプロジェクトを俯瞰して見る など 実際に携わったプロジェクトのリアルな話の数々は、楽天大学・仲山進也氏も「イノベーションの解像度が上がる、面白すぎて手触り感ある超実践的理論」と絶賛。 「イノベーション」が肌感覚でわかる本です。
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレこの商品をつくることによって、どんな社会的課題が解決するか
たんぽぽ理論
秘密結社万国ビックリ博覧会
日本には100年以上続く企業2万数千社
駅は街への入り口
イノベーションの掛け声のわりにオペレーション
インベーション(新しい財貨の生産、新しい生産方法の導入、新しい販路の開拓、原料あるいは半製品の新しい供給源の獲得、新しい組織の実現)
構想設計という意味でのデザインが肝心
あなたの仕事はどんなインパクトを与えていますか
それは幹なのか枝なのか葉なのか
事業で赤字が続くのはその事業とお客様の軸かあるいは社会との軸がずれている場合がほとんど
まずは挨拶
コミュニケーションのないところにモチベーシ -
Posted by ブクログ
ネタバレオムロン竹林氏のイノベーション本。勇気を求めて読書。人は自分がやりたいことをやるために生きている。一歩を踏み出す勇気になればとのこと。
意味のイノベーションに関してもヒント
本質的なことに多く触れられており素晴らしい。
自分が重要と感じる概念全部盛りな印象
メモ
・イノベーションとは新しい軸を生み出すこと
・新しい軸とは世界観。そもそもの存在価値とは何かということ。世界観を新しくデザインするということ
・どんなイノベーションを起こすか=やろうとしていることは世の中にどんなインパクトを与えるか
☆事業の幹である軸がさだまっていないと、たいていうまくいかない。
☆そのアイデアは幹なのか、枝なのか