ラテファクターとは、本当に必要ではないにも関わらず半ば無意識・習慣的に支出している費用のこと(と理解)
ラテファクターは積み上がると長期的に莫大な額になるものであり、こういった支出を見直して本当に自分に必要なものに使っていこうということを物語形式でわかりやすくまとめている。
なんでもかんでも出費
...続きを読むを削ればよいということではなく、あくまでも、自分にとって必要なものが何かを改めて見つめ直そうという話である。
習慣の力というものは恐ろしく、良し悪し問わず、長く積み重なることでその影響は多大なものとなるということを改めて教えてくれる。
本書はお金にまつわる話だが、これを空間にも当てはめると、いわゆるミニマリスト的な思考になるのだろう。
またこれは時間の使い方などいろいろと応用が効く考え方だと思う。
いきなり全てを変えることは難しいので、半ば習慣となっているようなお金、時間、空間の使い方について、意識を向ける(気づく)ことを励行していきたい