ユーザーレビュー 千個の青 チョンソンラン / カンバンファ 感涙必須。 まず、人間、動物の生きている・幸せであることをその振動で感じるヒューマノイドというのが自分にとって新しい見方で興味をひかれて。 そのコリーの素直な質問や意表をつく切返し、空を見上げるシーンや馬のトゥデイを想っての行動、すべてが愛しく感じられ、最期は彼らしいと思うぐらい優しい存在。 止まっ...続きを読むた時間・止められてしまいそうな時間を流れさせるためにはどうすればいい? "ゆっくり走る練習が必要だ" 馬のことだけでなく登場人物すべてにかかることで、劇的ではないけれど停滞していた状態から動き出す様に、きらきら輝くもの(コリー風にいうと振動があるってことかな)を感じました。 Posted by ブクログ 千個の青 チョンソンラン / カンバンファ 安楽死させられる競走馬を救おうとする話。ただそれを実行しようとした時の主人公たちの取捨選択が心に響く。心が疲れた時、何かを諦めかけている時に読み直したい。 Posted by ブクログ 千個の青 チョンソンラン / カンバンファ とても良かった。 訳文とは思えないほどに、美文がそこかしこに。 素晴らしい翻訳になんかもうありがとう…と思いつつ読んだ。 SFだけど純文学的で、でもSFだから成り立つ物語。 そのバランスがとてもよかった。 他の作品も読んでみたいな。 Posted by ブクログ 千個の青 チョンソンラン / カンバンファ 本を読んで泣いたのは久しぶりで、本当にいい本に出会えてよかった。 障がい者を「弱く支援が必要な人」と決めつけるのではなく、すでに強く自由であり、その人たちがより自由に生きられるように社会側が変わるべきだというメッセージをしっかりと受け止めて忘れずにいたい。 Posted by ブクログ 千個の青 チョンソンラン / カンバンファ もう、めっちゃよかった。大事に、時間をかけて読んだのだけど、ずっと良い。 近未来。騎手ヒューマノイドとして生まれたコリーと、相棒の競走馬トゥデイ。コリーは、ちょっとしたミス?から他のヒューマノイドとは違う感覚、感情を持っている。ある日、コリーは、空を見てた、という理由で落馬、トゥデイも脚を故障した...続きを読むために安楽死、処分されることが決まってしまう。そこに、ヨンジェ、ウネの姉妹、姉妹の母ポキョン、友人のジス等の出会いがあり…。 めっちゃおすすめ、みんな読んで。 Posted by ブクログ チョンソンランのレビューをもっと見る