作品一覧
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3.7落ちこぼれ芸人・永野に寄り添った人、音楽、映画たち 芸能界きってのロックフリークであり、自身のYouTubeチャンネルで繰り広げる音楽トークも人気を博している永野。本書は、2021年に初の書籍『僕はロックなんか聴いてきた~ゴッホより普通にニルヴァーナが好き!~』を出版し注目を集めた彼の"オルタナティブ"なエッセイだ。ギターウルフ、BUCK-TICK、D.O、50セント、エミネム、ニルヴァーナ、レッチリ、U2、『ダークナイト』、オリバー・ストーン、ファレリー兄弟、『稲村ジェーン』......亜流すぎる芸人・永野が世に放つ"オルタナティブ"論に魂が震える! 【CONTENTS】 ・金持ちになって言いたいことがなくなって新曲を作らなくなった50セントこそオルタナだと思う ・「普通こそが格好いい」という圧が鬱陶しいし、普通は死ぬほど退屈だ ・地元に残ってレペゼンという今だからこそ1回故郷を飛び出して北へ向かおう ・孤独こそがオルタナを作り、誰も信じていない奴が世界を平和にする ・ジョーカーという共感装置 ・表からは見えない、深いところにある〝業〞のようなものこそがオルタナなんだと思う ・究極的には自己満足で人を楽しませられる奴が一番強い ・人生の無駄な時間にこそオルタナは宿る ・D.Oという男 ・本物になろうとしてる奴は時に本物より異常なのかもしれない ・BUCK-TICKに救われた話 ・オルタナは自分が落ちてる時に助けてくれた人のことは忘れない ・結局余裕がある人が良いものを作る。ビッグマネーを掴んだ後何をやったかが面白い ・一生忘れられない一発をくれたんだからもっと凄い二発目もくれ! ・無理こそ愛おしい、嘘こそ愛おしい、不器用こそ愛おしい
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3.8
ユーザーレビュー
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ネタバレ
長野のアップがすごい
2ページ目の顔アップでこれまでの人生が全くうまくいってなかったんやということが分かりました。
目立たないオッサンへの周りの解像度の低さが、バイクというめちゃくちゃ分かりやすい凶器すら覆い隠してしまう。
グロいシーンは苦手なのですがこのテーマだと必須ですよね。
で長野の実家は持ち家でお母さんがご飯作ってバイトに送り出してくれる割といい家なのがね。反面、暴走族チームは生まれは貧しいけど自分で成り上がった。どっちも世の中への敵意をはらんだ存在というか、共鳴しあったのかなと思いました。
お願い!ランキングの永野さんの怨念こもったアイデアの面白さが、ちゃんと永野本人の持つ矛盾や可笑しみも込みで、でも読者 -
ネタバレ 購入済み
続き気になる
テレビでお願い!ランキングをたまたま見て、気になったので読んでみました。
族名は原作者を見て納得もしたし、センス良いなと思った。
よく若い頃はヤンチャしてとかありますが、真の意味で更正したり変わったりするのはほんの一握り。
現実はヤンチャなままだし、2割3割は悪の道を突っ切ってる。
主人公は大変な目にあってはいるけど、復讐にしてはそこまでやるか?という感じはするけど。
しかし、漫画はともかく、現実で若い頃ヤンチャやってる人なんてのも大差ない人が多いと思ってるので、良い事してもせいぜいがプラスマイナスゼロにしかならない。
ゼロにすらならないいまだにヤンチャな輩にはこうするのが一番。
現実にや