作品一覧

  • もし友だちがロボットだったら?
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    1巻2,640円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 考え続ける力を養う対話レッスンで「またやりたい!」の声がきこえる―― 英国発! 準備ゼロでも楽しめる哲学対話のプレイブック 考える・伝える・聞く能力を育むとして、近年注目を集めている〈哲学の授業〉。 哲学のすばらしい点は、まったく知識がなくても誰でも議論に入れること。 大人がアシストすることで、子どもたちは哲学することを自然と楽しめるようになる。 子どもとの哲学で大切なのは、子どもたちが問いを立て、 自分たちで考え、安心して失敗できる場をつくること。 5 ~ 13歳の生徒たちと哲学対話を行ってきた著者が、 すぐに使える30の対話プランを紹介。 短い物語のあとに続く一連の問いをたどり、 活発な議論と奥深い思考の世界へ子どもたちを導いていく。 家庭や地域、他教科の授業でも使える一書。 【目次より】 第1部 理論編――子どもと哲学するために 子どもに問うこと/教室での哲学探究/先生のワザ/ヒントとコツ 第2部 実践編――じっさいにやってみよう 椅子 / アリの生きる意味 / 同じ川に2回入ることってできる? / 無人島ゲーム / なくしものをしてみよう! / ギュゲスの指輪 / 王子さまとブタ / テセウスの船 / コッチとアッチ / 幸せな囚人 / 黄金の指 / アリとキリギリス / カエルとサソリ/ 人生の本 / ピラミッドの影 / 魔法の杖 / ぶっちゃうビリー / 何もないということについて考える / 6人の賢者たち / 別の惑星のあなた / シービーのお話 / 友だち / トニー・テスト / 泥棒 / アンドロイド / ウソ / 再生 / 人間になれた? / 永遠の端っこへ / どこにいるの? / 公平の井戸 巻末資料 ト ラブルシューティング / 用語集 など
  • 水中の哲学者たち
    4.2
    1巻1,760円 (税込)
    小さくて、柔らかくて、遅くて、弱くて、優しくて、 地球より進化した星の人とお喋りしてるみたいです。 ──穂村弘 もしかして。あなたがそこにいることはこんなにも美しいと、 伝えるのが、哲学ですか? ──最果タヒ みなが水中深く潜って共に考える哲学対話。 「もっと普遍的で、美しくて、圧倒的な何か」 それを追い求めて綴る、前のめり哲学エッセイ! 「もっと普遍的で、美しくて、圧倒的な何か」それを追いかけ、海の中での潜水のごとく、ひとつのテーマについて皆が深く考える哲学対話。若き哲学研究者にして、哲学対話のファシリテーターによる、哲学のおもしろさ、不思議さ、世界のわからなさを伝える哲学エッセイ。当たり前のものだった世界が当たり前でなくなる瞬間。そこには哲学の場が立ち上がっている! さあ、あなたも哲学の海へダイブ! 人々と問いに取り組み、考える。哲学はこうやって、わたしたちの生と共にありつづけてきた。借り物の問いではない、わたしの問い。そんな問いをもとに、世界に根ざしながら世界を見つめて考えることを、わたしは手のひらサイズの哲学と呼ぶ。なんだかどうもわかりにくく、今にも消えそうな何かであり、あいまいで、とらえどころがなく、過去と現在を行き来し、うねうねとした意識の流れが、そのままもつれた考えに反映されるような、そして寝ぼけた頭で世界に戻ってくるときのような、そんな哲学だ。(「まえがき」より) 【目次】 1 水中の哲学者たち 2 手のひらサイズの哲学 3 はい、哲学科研究室です
  • 水中の哲学者たち

    Posted by ブクログ

    哲学とは難しいものであるのだけれど
    日常の中の疑問は哲学であったということを
    丁寧に言葉で表現している。
    私たちが日々感じるフワフワした疑問を、より具体的な疑問にして、これでもいいんだよ、考えることが何よりも楽しいじゃないかと説いている。
    凄く分かる。もどかしさが愛おしいのだ。

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    2024年05月05日
  • 水中の哲学者たち

    Posted by ブクログ

    読み進めていくことが、ページを捲ることが、途轍もなく心地よかった。
    他者と分かりあうことはできない、という絶望を噛み締めながら、隣にいる他者の言葉に丁寧に耳を傾けること、自分自身も想いや考えをを言葉にのせて伝える勇気を持ち続けること、その美しさと尊さ。
    水中で息苦しくなったとき、きっとまたこの本に救われると思う。

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    2024年04月19日
  • 水中の哲学者たち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読みながらふふっと笑ってしまう場面もあり、大変読みやすかった。

    なぜ?どうして?という問いを立てて考えることが哲学であると。我が子も毎日哲学しているということか。
    わからない、うーん、わからない、それでも考え続けることをやめない。対話の中で、ひとの話をよくきくことが大事だとおもった。

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    2024年03月17日
  • 水中の哲学者たち

    Posted by ブクログ

    本屋をふらふらしていてたまたま目に入って手に取った本。
    すごく好きな本だった。
    ここ1年で読んだ中で1番好きかも。

    哲学って別に難しいことではなくて、「なんで?」と思ったことなんでもについて考えることを哲学と呼ぶんだなとわかった。

    まだ小さい頃、自分はなんで自分として生きてるんだろ?ってずっと考えて、考えても答えが出なくて怖くて疲れて考えるのをやめてしまったのを思い出した。
    これも哲学だったんだなぁ。

    それから色んな世界の不思議や理不尽をなんでと考えることは幾度もあったけど、考えても答えが出ないし怖いし疲れるしで段々考えるのをやめる自分になってたことに気付かされた。

    ひとりで考え続ける

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    2024年02月03日
  • 水中の哲学者たち

    Posted by ブクログ

    永井さんが紡ぐ言葉に引き込まれた。
    哲学=なんだか難しそうというイメージを覆させられ、何度も胸が「ドキッ」とした。
    無駄なく効率よく進めていくことに疑問を感じなくなっている自分に気付き、ただ存在して、ただ話して、ただ考えることを忘れていたなぁと思った。

    カフェオレを片手に誰かと「困ったねぇ」「よくわかんないねぇ」と言いながら読みたい1冊。

    「死ぬために生きてるんだよ」という小学生の言葉が胸に刺さってなんだか抜けない。

    0
    2024年01月28日

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